キルナはアビスコよりも日が昇るのが早い*
と言っても10時くらい
ゲストハウスですが、朝食は有難いことに含まれていたので食堂でいただきました*
パンは自分で欲しいだけ切って持っていくスタイル。
スウェーデンはブラックコーヒーよりもカフェラテを飲む人の方が多いのかな?
コーヒーコーナーにはいつも、コーヒーよりもミルクの方が多く置いてあります。
そして朝食後、お部屋に戻ったらチェックアウトまでは2時間以上あったのですが、お掃除の人が掃除機抱えて部屋に入ってきた
あっ…もう少し部屋にいてもいい?
と言ったら、
いいよー^_^ じゃぁ隣の部屋掃除しておくから出る時声かけてー!と。
そういえば海外のホステルではよく清掃員さんが、もうチェックアウトしてるかどうか直接部屋の鍵を開けて覗いて確認してくることが多い気がする。
うかつに裸でウロウロしてられない。笑
そしてチェックアウトした後は街まで出てみることに。
荷物をホテルに預けても引き返す時間は無かったので、荷物全部持って街歩き❄️
ここは昨日までいたAbiskoよりも雪が積もっているので、時折膝までの高さの道もありましたが、このバックパック背負っての雪道移動も慣れてきました❄️
今回の旅でだいぶ鍛えられています
のんびり30分くらい歩いていると、可愛らしいお家がいっぱい。
そして何やら目を引く素敵な建物が‥。
キルナ教会だそうです。⛪️
鐘がなる時間では無いのに、ゴーーーンと鳴り響き始めた鐘。
その後10分くらいずーーーっと鳴り響いていました。
こんなにずっと鳴り続けているのは初めてで、よーく聴いてみると、時間をお知らせする鐘の音と何かが違う。
若干低くて重たい、どこか悲しげな音です。
なんだろうなぁ…と思ってしばらく眺めていたら、一台の車がやってきて、中から黒いスーツの人達が降りてきました。
その後教会のドアが開き、車の中から棺が運び込まれていました。
近くにいた女性が、
「あの長い鐘の音が鳴り終わるとお葬式が始まるのよ」
と教えてくれました。
スウェーデンでは亡くなってからすぐではなく、10日~30日後に葬儀をすることが一般的だそうです。
ゆっくりと最期のお別れをするんですね。
とても綺麗な朝焼けで、空も一緒にお見送りしているようでした。
そしてこのキルナ教会、鉱業が盛んなキルナでは珍しく、全て木で造られた貴重な建物だそうです。
サーミ人のテントを模して造られたんだとか✨
現在は鉱山の採掘によりこの街は地盤沈下が進んでおり、キルナを街ごと移転する計画の最中だそうです。
2020年前後に移転が進むという話が出ているそうなので、この場所でこの教会や街並みを見られるのは今しかないそうです。
【キルナ教会(Kiruna Kyrka)】
住所:Kyrkogatan 8, Kiruna 981 22, Sweden
そしてバスの時間が近づいてきたのでバス停を探しに…。
ゲストハウスの人から教えてもらったバス停からはだいぶ離れてしまったので、近くのバス停を探してみることに‥
でも中々見つからない☺️💦
歩道をソリで移動してる人がいっっぱいいました
高く積もる雪道での横断歩道はこの看板が目印のようです。
そして歩くこと20分、広めの道路に出て、バススーションらしきものを発見!
時刻表を見ていたら、道路の反対側から
「空港行きのバスだったらこっちだよー!」と声をかけてくれた青年✨感謝!!
見逃しちゃいそうなバス停🤣
そしてまたおしゃべりしながら待つこと10分。
エアポートバスが来ました。
【キルナ市内からエアポートバス(Flygbuss)】
料金 大人 : 110SEK
現金またはカード払い
※スウェーデンはVISAかMastercardのどちらかが多かったです。Amexはヨーロッパにはとても弱いみたいで、空港やレストラン・ホテル以外は殆どVISAかMastercardです。
そしてバスに乗ること20分くらい、Kiruna Airport 到着✨
ちっちゃい!可愛い☺️
1日に7~8便程度しか発着しないそうで、こじんまりした可愛らしい空港✨
チェックインも、荷物を預けるのも全部セルフ!!
荷物預かりをセルフでやるの初めてだったのでドキドキしながらトライ…✨
バーコードをピッとスキャンしたらすぐにベルトコンベアに流れていきました…👀
乗り継ぎもあるのでちゃんと荷物が届くかすごく不安…
だけどもう流れてしまったので確認はできず…
祈るのみ
そして飛行機が遅れているようだったので、中のカフェでまったり…☕️
相席良い?
と声をかけてきたシンガポール人のご夫婦👨👨👧👧
スーザンとアンドリュー
息子さんと息子の彼女と4人で旅行だって☺️
素敵💕
40分くらいかな…
お互いの旅の話をずっとしていました☺️✈️
笑顔が素敵でとってもおおらかで優しい方達。
楽しい時間でした🌈
ひとり旅をしていると毎日沢山の一期一会があります。
その場で話してバイバイする人もいれば、意気投合して連絡先を交換して、お互いに次の旅行の時に相手の国やその人を訪ねることも…✨
私の旅はいつもこうして輪になって繋がっていってるなぁ…と。
改めて有難さでいっぱいになり、幸せを身に染みて感じました。
ただただ感謝です。
そして飛行機は40分遅れで離陸。
乗り継ぎが1時間半しかないので、ドキドキ…
機内では、「この飛行機はとても遅れているのでアムステルダム・コペンハーゲン・パリ行きに乗る人は乗り継ぎを急いでください」のアナウンスが‥。
急いでください。
なんだ…笑
私が行くエストニア行きはアナウンスされてない…
ということはきっと大丈夫であろう…
と信じる。!!
そしてストックホルムに1時間15分遅れでの到着。
「パリ行きの人は次の便の手続きをするのでスタッフに声をかけてください。そのほかの乗り継ぎの人は急いでください。」
のアナウンス。
パリ行きの人は間に合わなかったらしい
そして自分が乗るエストニア行きの飛行機は‥
なんとあと50分しかない!!しかもターミナルは離れてる
猛ダッシュして移動したものの、荷物検査がとっても並んでる。
そして後からダッシュで来た男性が「乗り継ぎが間に合わないんだ!!先に通してくれないか?」
と。OK~!と譲り
みんな大変だ🤣となんだかちょっと面白くなって来た笑。
怒ってる人はいなくて、「もっとスウェーデンにいろってことだな^^」とみんなでワイワイ。Happy。
日本でも朝のラッシュ時、電車が遅れたら「もう仕事に行くなってことだな^^あはは」とみんながHappyになったらいいなぁ。
そして無事にストックホルム~タリン(エストニア)の飛行機に乗れました。
すごく小さい小型旅客機で、隣に座った人がなんと私の二倍くらいある男性。
もちろんシートからとてもはみ出していて、なんだか楽しい気分。
「狭くないか?俺はエストニア人の中でも特に体大きいだろ?Sorry」と気にしてくれたので、
「全然大丈夫だよ!日本人はちっちゃいから🤣」と言ったらなぜかとても喜んでくれました。
そしてその後も飛行機が揺れるたびに、「大丈夫か?」と声をかけてくれた笑
優しい!!
そしてエストニア・タリンの空港に到着・・・。。。