夏になると空き地に出現する大きなサーカステント。
「空中ブランコ」「ライオン芸」「球体の中を走るバイク」など定番のハズなのに、いつ見ても魅了されるのが「ライブ」の凄さなのかもしれません。
ということで、今日の空想指導案は「サーカス」を題材に。
(テーマ)
「サーカスが持続可能であり続けるためには?」
(前提となる考え方、価値観)
昔から人を魅了する「興業」は、究極のプロ集団である。
完成形を未来に続けるため、進化し続ける努力が欠かせない。
(身につくかもしれない資質・能力)
イメージを形にするには、どのような力が必要かを考える力。
自分の強みを活かすために工夫する力
他人の強みを活かすための利他の心。
(理想とする授業形態)
教科→総合的な学習(探究)
1教科の学習を通して「サーカス」についての基本的な知識を得る。
2グループや個人でテーマを決めて探究学習を行い、サーカスの構成要素の専門家になる。
3それぞれの研究成果をベースに、クラス(学校)としてサーカスを模擬運営する。
(指導計画)
1 各教科における「サーカス」の共通理解(各教科1~2時間程度)
想定される教科での取扱
学級活動、地理・歴史・英語など:
サーカスを見たことがあるか?どのような内容で、どのような興業形態を取るのが一般的なのか?サーカスの語源は?世界や日本におけるサーカスの歴史は?などについて調べ学習を行う。
国語
文学作品におけるサーカスに触れ、日本人や外国人のサーカスに対するイメージを確認する(中原中也「サーカス」、三島由紀夫「サーカス」、Mエンデ「サーカス物語」、安岡章太郎「サアカスの馬」、ダレンシャンなど。)
音楽
布袋寅泰「サーカス」、サーカス「ミスターサマータイム」などの鑑賞を通して、ミュージシャンのサーカス観を考える。
体育
サーカス演目の基礎になっている運動種目や筋力等について考察する。
数学・経済・商業:サーカスにおける経済効果等について考察する。
工業:サーカスに使われる道具やテントの材料等について考察する。
倫理等:動物の曲芸や管理について、関連する法律などについて考察する。
2教科と関連させ、個人(あるいは小グループ)でテーマを設定し、調べ学習を行う。(中間発表を含め10時間程度)
例えば以下のテーマ設定が想定される。
・演者のリクルーティング(ゲスト演者含む)
・プロモーションとマスコミ
・演目の構成とディレクション
・サーカス社員のマルチタスク技能
・動物を使った曲芸の歴史と現在
・従業員(演者)の雇用契約と補償等
・演者になるためのキャリアプラン
・持続可能なサーカス経営
3 それぞれの発表を統合し、模擬サーカス経営を行う。
(1)相互にそれぞれの発表を聞く
(2)「サーカス」を運営するために必要な部署・部門を考える。
(3)自分たちの研究を基に部署・部門に自らを配置する。
(4)1年間の興業計画を立て、発表する。
(想定される授業実施場所)
やはり、岡山の木下サーカスの本社所在地にある学校か?
(指導苦言)
木下サーカスのピエロに、興業計画の評価も含めて評価していただきたい。
あまり夢の裏側を覗くのも良くないかもしれませんが、消えていく職業が増えていく中、新しい職業を創造していく人材を育てていくためにも、エンターテイメントに価値付けを行い続けているサーカスを題材に授業をしてみるのも一興かもしれません。
面白い授業への想像、尽きません!
Bis Morgen!