つい先日のことです。


21時には仕事を終えて帰るつもりで、夕食をパスしたのですが、案の定というか、結局、仕事場を出たのは23時過ぎになってしまいました。


で、家へ帰り着いた後のこと。


帰宅中から不満を訴えていた腹を落ち着かせるために、沸かしたお湯を注ごうと、カップ焼きそばのふたを開けると…


穴のあいた銀色のモノが…


そうです。


湯切り口の方を開けてしまったのですね。


ある意味幸運だったのかもしれません。


と言うのも、もし、お湯を入れる側を開けていたら、ソースや具の袋を取り出さずに、お湯を注いでいた可能性が大だったからです。


そして、その時、昔、友人が言っていた言葉を思い出しました。


カップ焼きそばは高度な食べ物であると。


何故なら、その作成には、いくつかの危険な工程が含まれており、その作業は熟練者でも失敗する可能性があるからです。


そして、その危険な工程とは…


1.十分な量のお湯を沸かすこと。

…お湯が足りないと失敗します。


2.カップからソースや具を取りし、具のみをカップの中に入れること。

…ソースまで入れてしまうと失敗です。


3.お湯を切るときに蓋が開かないように、蓋をきっちりと閉め、尚且つ指できちんと押さえておくこと。

…麺を流しにぶちまけてしまうと失敗です。


どうです?心当たりはありませんか?


ちょっと気を付けていれば、簡単に防げる失敗ですが、疲れていたりして注意力が散漫になっていると、誰もがやってしまいそうな失敗ですよね。


つまり、例えカップ焼きそばとは言え、作るときは真剣に作らなくてはならないのです。


僕は取り返しのつかない事をしてしまった。(古谷徹氏の声で)


と思う前に。