まず、1月7日に残件となった課題に着手する前にテクスチャ内部データのおさらいです。
(1)常に縦横のピクセル数が同じとなる。
(2)横方向のデータは、左端にそろえて設定される。
(3)縦方向のデータは、先頭行から末尾行までに伸展して設定される。
ここで、(3)の仕様についての検証を行うというのが、1月7日の残件でした。
ここは、画像データを作成する際にスクリーンアスペクト比に合わせて縦方向に伸張した画像データを作成し、その画像データから画像ジャグ配列データを作成することにします。
この仕様を選択した理由は、画像データを伸張する際に画像補間を利用できるためです。
なお、(3)の仕様に変更すると、1月7日に掲載したUpdateTextureのコードに不都合がありましたので、修正しました。
そして、他のコードも修正後、問題のあったアスペクト比が1:1でないケース、今回はアスペクト比が5:4のケースについて確認してみると…
OKです。
次の画像のように問題なく表示されるようになりました。
念のために、1:1のケースも確認します。
これもOKです。
…
これで、ミコソフトスライドショーXでアニメーションGIFをアニメーションとして表示するための準備が整いました。
ただ、今回の対応では、縦長のテクスチャのケースは、未対応です。
現時点のミコソフトスライドショーXの仕様では、縦長のテクスチャになるケースは発生しないため、開発を優先して対応をパスしますが、興味がありましたら、読者の皆さんで、どう改善すべきかを研究してみるのも面白いと思います。