今回も、IT系のネタです。


先日のブログで、お話ししていた、.NET Framework 2.0 Serviece Pack 2 を導入している場合に、診断結果がNGとなる不具合に対応した、XNA2導入チェッカーのバージョン1.3を公開しました。


何故、こういう問題が発生するのかというと…


ソフトウェア導入の診断方法として、レジストリに格納されたアンインストール情報を参照して、当該ソフトウェアが未登録の場合や、登録されたソフトウェアのバージョンが閾値未満の場合は、NGと判定しています。


ここで、アンインストール情報のレジストリキーは、ソフトウェアの Product Code になっており、通常、Product Code は、バージョン毎に異なるものになるため、バージョン毎にチェック対象を増やす必要があるのです。


実は、ソフトウェアのバージョン共通キーとして、Upgrade Code というものが存在するので、このコードをキーとしてチェックできれば、この問題も解決しそうなのですが、レジストリにこのキーが存在しないため、現在、この方法をとることができないでいます。


このままだと、チェック対象ソフトのバージョンが新しくなる度に、XNA2導入チェッカーもバージョンアップする必要があるため、インストール情報の仕様について、もう少し調べてみようと思っています。


ちなみに、XNA2導入チェッカーの最新版は、ミコソフトのサイトで公開しています。


ミコソフトURL:http://www.micosoft.jp/


なお、個人のサイトからのダウンロードは不安という方は、ベクターからダウンロードすることもできます。

ただし、最新版の公開には、公開依頼をしてから若干時間がかかるため、11月下旬になる予定です。


ベクターダウンロードページURL:http://www.vector.co.jp/soft/winnt/util/se466062