一昨日、XNA2.0を使うための前提条件を簡単に書きましたが、今回は、具体的にどうすれば良いのかについて、その手順をまとめてみました。


最初に、前提条件のおさらいです。


1.DirectX 9.0cが導入されていること。

2.ビデオカードがDirectX 9.0xのピクセルシェーダモデル1.1以上に対応していること。

3..NET Framework 2.0 Service Pack 1が導入されていること。

4..NET Framework 2.0 Service Pack 1 日本語 Language Packが導入されていること。

5.XNA Framework 2.0 または、XNA Game Studio 2.0が導入されていること。


の以上5点です。


それでは、具体的な作業手順を以下に記します。


0.自分のパソコンが前提条件の何を満たしていないのかを確認

 これが結構面倒な作業です。

 しかも、ピクセルシェーダモデルのバージョン確認は、ツール無しには出来ない作業です。

 そこで、私が運営しているミコソフトのサイトにて、確認ツールを公開しています。

 宜しければ、どうぞお使いください。

 ミコソフトトップページ


1.DirectX 9.0c

 DirectXは、最新のDirectXを導入すれば、それ以前のバージョンと互換性があるため、最新版を導入します。

 最新版は、マイクロソフトダウンロードセンターにアクセスして入手します。

 DirectX ダウンロードページ


2.ビデオカード

 ビデオカードのメーカが新しいドライバを公開していて、そのドライバがDirect Xのピクセルシェーダモデル1.1以上に対応していないかを確認してみます。

 ピクセルシェーダモデル1.1以上に対応していない場合は、残念ながらXNA2.0を前提とするソフトの使用を諦めるしかありません。


3..NET Framework 2.0 Service Pack 1

 公式ページでは、.NET Framework 2.0を前提条件と記載していますが、Service Pack 1を導入する必要があります。

 Service Pack 1は、マイクロソフトダウンロードセンターにアクセスして入手します。

 .NET Framework 2.0 Service Pack 1ダウンロードページ


4..NET Framework 2.0 Service Pack 1 日本語 Language Pack

 日本語 Language Packのダウンロードするためのリンクは、.NET Framework 2.0 Service Pack 1のダウンロードページの概要に記載されていますので注意が必要です。


5.XNA Framework Redistributable 2.0

 プレイだけの人は、XNA Framework Redistributable 2.0を導入します。

 こちらは、11月8日現在、日本のマイクロソフトダウンロードページでは公開していないため、USのダウンロードページから入手します。

XNA Framework Redistributable 2.0 ダウンロードページ

 
以上です。