先日、えかきうたさんのブログで、エマの10巻が既に発売されいることを知って、昨日本屋で購入してきました。

エマもこれでホントに終わりなんですね。


このエマというマンガですが、基本的に雑誌を買わない私は、当初、全く知りませんでした。

アニメが放送されたときも、数ある深夜アニメの一つとして録画はしていましたが、放送当時は全然見ていなくて、録り溜めしたまま放っておいたくらいです。

ところが、ある日のことです。録り溜めしていたアニメ版エマを観て、その丁寧な作りと、ストーリーの面白さに衝撃を受けてしまいました。

そして、その翌日には本屋に駆け込んで、原作マンガの既刊全てに加えてシャーリーまでも購入して、一気に読破しました。


思いましたよ。

こんなマンガがあったなんて…と。

その後、マンガ原作も7巻で一旦完結し、アニメ版エマの続編が放送され、そして、8、9巻が外伝として発売されました。


10巻には、本編の後日談にあたるエマがウィリアムと婚約してから結婚式を挙げるまでのエピソードを綴った、自転車、新しい時代前編・中篇・後編の4篇、アデーレとマリアの邂逅を綴ったアデーレの幸せ、アーサーがプリフェクトに就任した当初のエピソードを綴った規律、エレノアとリーヴのその後を綴った後日、そして他の愛すべき人々のほのぼの4コマいつまでも愉しき日々の外伝4篇が収録されています。


特に、グランドフィナーレとなる新しい時代は、エマの関わった多くの人々がエマとウィリアムを祝福する様子が生き生きと綴られており、非常に出来のいいコメディ映画を観ているような読後感があります。


また、新しい時代の結婚式のエピソードで、姓の無いエマが教会で署名する際に困っていると、ウィリアムが、エマの恩師であり育ての親で、ウィリアムとエマの行く末を案じながら亡くなったミセス・ストゥーナーの姓を書くようにと、そっと助言し、そひて「先生もきっとゆるしてくれる」と言い添えた箇所は、感動して、おもわず涙してしまいました。


エマは、たとえアニメ好きだとか、マンガ好だきとかに関わらず、万人にお勧めできる作品です。

もし、このブログを読んで興味を持たれましたら、是非、ご一読・ご視聴ください。


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エマ