小林監督のあくまでカメラで捉えた構図へのこだわりは好感が持てます。

実写背景を多用するのも、アドベンチャーゲームの様で面白いと思います。

また、話を進めるテンポもリズミカルですし、人物の細かい動作にもこだわりをかんじます。


4話の豪太の話も、豪太が魔法遣いと知ったときの状況描写も非常に判りやすく、、困った依頼人と誠実な依頼人とのやりとりを対比させることで、豪太の人間性が自然と伝わってきて、非常に良い出来だと思います。


ただ、魔法局内シーンへのつなぎに使われる魔法局正面のカットが、毎回同じなのはちょっと残念です。

欲を言えば、空、雲、光の当たり方、明るさ等に変化を加えて、更に前景動きが欲しいですね。