久しぶりに熱い蕎麦を手繰った。
ここのところ昼食と言えば冷たい蕎麦が定番だったのだが、気温が上がってきたせいで水道水がぬるい。
やはり冷たい蕎麦は、ひんやりとしていなくてはならない。
それに、卵と揚げ玉もある。
まずはツユの用意だ。
うちにはコンロはひとつきりしかないので、順番に片付けなくてはならない。
薬缶でツユを割るお湯を沸かす。
次に蕎麦を茹でる。
私は乾蕎麦を使う。
一回茹でてある蕎麦は、酸味があってきらいだ。
茹で上がりの少し前に、濃縮つゆをお湯で割る。
茹で上がったら、即、お湯を切ってどんぶりにぶちこみ、卵を落とし、そして、熱々のツユをかける。
揚げ玉は最後から2番目。
最後は、七味を一振り。
麺類は封印作戦と同様スピードが命である。
完成次第、即座に食事に移らねばならない。(出典:伊藤明弘著ジオブリーダーズ3巻少年画報社より)
暑い日に、熱い蕎麦を手繰る。
食後に、冷たい麦茶を一気にあおる。
額から、腕から、背中から汗が噴出す。
そして汗をタオルで拭うと、昼食前は暑さでだらけていた体がうそのように爽快になる。
暑い日に、熱ものをいただく。
いいものである。