ブログネタ:耐え難いシチュエーションは? 参加中

2003年12月の事です。

8月頃から頻繁に小さな結石を排石していたのですが、いつもの事だと思っていました。

しかし、さすがに4ヶ月もそういう状態が続くと、これは変だなと思い病院で検査をしてもらいました。

左の腎臓いっぱいに珊瑚状結石が育っていました。

すぐさま高度医療病院を紹介してもらい、破砕治療を受ける事になりました。

以来、断続的に20回以上の破砕を行いました。

最初の一年は地獄の一年でした。

最初の試練です。

2004年の1月に破砕した石が尿管(腎臓から膀胱の間の尿路)に数珠状に石が詰まった状態になり、ステントを入れました。

次の試練は、5ヵ月後にステントをとる取りだす時でした。

またも地獄の苦しみでした。

ステントの周りに結石の成分が結晶化したのです。

取り出したステントを見せてもらいました。

融けかかったアイスキャンディのような感じでステントの周りを結石が覆ってました。

悪いことは続きます。

ステントを取り出したときに、剥がれた結石が膀胱と前立腺の間に詰まってしまったのです。

3回目です。

またもや地獄の苦しみに叫びながら、除去してもらいました。

そして一ヶ月に渡る4回目の試練です。

その後の、約1ヶ月強の間、排尿困難かつ排尿制御不能の状態となり紙おむつのお世話にならなくてはなりませんでした。

最後5回目の試練は、意外な方向から訪れました。

その直後に行った破砕時に腎臓皮膜下出血を起こしてしまいました。

その後、数週間は寝ていても息苦しい状態が続き、そして、数ヶ月もの間、まん丸に膨れ上がった腎臓のお陰でベルト締めることはおろか、ズボンのジッパーを閉じる事さえできませんでした。


その後、5年間に渡って20回を超える破砕治療を受けました。

最初の一年に起こった悲惨な事態を繰り返さないよう、パワーをセーブしての破砕治療でした。


そして、2008年7月13日朝。

腎臓内に残留していた、約4mmの2個の結石が動き始めました。

この2つが排石されれば、苦難の旅も終わりです。


切っていれば数ヶ月で済んだと思います。

しかし、結石が出来やすい体質はそのままになったでしょうから、腎臓結石の発症を繰り返す事になっていたでしょう。

この破砕治療を受けている間に食生活の改善を行いました。

お陰で、酸性を示していた血液も中性に戻すことが出来ました。


この5年間は、残りの人生を健やかに暮らすために神様がくれた、ちょっと長い休暇だったのかもしれません。