そう言えば久しぶりである。

最後に飴玉を口に含んだのはいつだったろうか?


ここ十数年…

いや数十年か。

口にするものはと言えば、タバコかコーヒーで、

飴玉を舐めた記憶は、ほどんどない。

ああ、飛行機で耳抜き用に舐める事はあったか。

それぐらいだ。


ところが、今朝、日記を書いていると、急に甘みが恋しくなった。

まだ、甘みは感じれないというのに、無性に恋しい。

スーバーでおかずを買うついでに、キャンディーコーナーに立ち寄ってみた。

懐かしいサクマドロップは無い。

似たような商品を探すと、カンロのもりもり山のくだもの飴というのがあった。

これを買った。


口の中で飴玉をころがす。

やはり舌先に甘みを感じない。

舌全体で味わう。

少しだけ甘みを感じる。


昔感じた頬の落ちるような甘さよ、早く戻って来い。

今はただ、回復を願うばかりである。