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遅ればせながら憲法タウンミーティングの記事です。
事業に関わった徳島ブロックメンバーの皆さま本当にお疲れ様です!
大島理事長ブログ、Y監事・ブロック副会長ブログに先だって掲載されています!
こういう記事が出ると、市山ブロ長には申し訳ないですが、血がうずきます(-"-;A
タウンミーティングにも参加させていただきましたが、
タウンミーティングは現在の憲法をまず学んで問題点を整理しよう、とする現実的な姿勢ではありましたが、
単年度制の日本JCは、何故か憲法に関しては毎年常に押しつけ憲法を改正しろ、一点張りなんですねえ。
さらに今年度福井会頭は自主憲法論 を主張されています。これは何らかの事情があるんでしょうか?
それとこの記事。「改憲問題を県民に考えてもらう」という言葉自体が記者が憲法問題に対する状況が分かっていない証拠。だって、国は憲法改正国民投票法が制定されただけで未だ憲法審査会は開催されていないのですから。
JCメンバー自身、日本国憲法について深く理解している割合は高くないものと思われます。であれば、現時点での憲法を学ぶことと並行して、それからメンバー間で問題点を整理して改正するべきかそうでないかの行動を起こすことが必要でしょう。だから毎年ブロックでタウンミーティングやれ、と日本JCが指示しているんでしょうね。
国内世論もそうですし、JCメンバー間で結論すら出ていないのに自主憲法までいっちゃってることへの違和感は1997年以来持ち続けているものです。
先輩方には大変申し訳ないのですが、
2006年度日本JC憲法試案 も発表されていますが、内容は国民の義務ばかりを書いているまさしく権力者の側男性社会の側から書いたような代物、とても国民のコンセンサスを得られるものではないでしょう。JAYCEEは過去の青年将校のごとくなって欲しくない私としては恥ずかしいと思うのです。弁護士も多数在籍されているJCで何故なんだろう。
言っときますが、私は必ずしも護憲派ではありませんよ。ただ、憲法改正案はJC以外からもあらゆる組織から出されていますけど、非現実的な理想主義かも知れない日本国憲法に対して、改正案はどうしても国民に義務を強い、理想を後退させる内容ばかりなので、進歩的じゃないんですよね。武器なき平和ってあり得ないかも知れませんけど。
もっとも、JCは青年経済人を中心とする団体なので、個人の自由と権利を最大限に発揮できる民主的な社会だけでなく、一般市民よりもより権利よりも義務意識、これを果たそうとする志がある人々の集まりであることは断言できます。社会はそういうリーダーを必要としているから。
すなわち、個人の利益と組織や国家全体の利益を比べた場合後者を優先して考えることができる人々だと。
でも、それが行きすぎると、自分が権力者でリーダーでしなければならないこと、してもらなわいないいけないことと、他人に独善的な価値観を押し付けることを混同してしまう危険性があるのです。
そういう視点でも憲法を考えること。
JCメンバーの試みをじっくり拝見しながら、是非ともスタッフとともに個人の権利を尊重し、ともに組織全体の利益を目指すリーダーを育成する場でもあることもJCの存在意義なんでしょうね!