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JCは、会議のための会議が多いと一部からの批判がありますが、
JC出身で代議士や議員になられた方も多いように、民主主義社会での意見集約のプロセスを学ぶこともJCの修練と言えるのではないかと思います。
例えば、JCのメンバーはオーナー企業の子息や創業者の割合が多いとお聞きしています。
オーナー企業は、一般的に一族で株式の議決権を独占していますから、
職務分掌とか、取締役や代表取締役の任期や選任が形骸化していてどうしても、
会社を経営することが法的根拠に基づいて行われていることを忘れがちになりることもあるでしょう。
私は、幸か不幸か父親が病死した後に経営者として今の勤務先に入社しましたので、管理面や取りまとめの仕事に携わることが出来ました。失敗と恥をかきながら。
そんな中JCに入会させていただいて、若手経営者・管理職の中で自分が足りなかった部分、勤務先の信用を傷つけないようにと切羽詰ってやらないといけなかった部分、気遣いが足りないことに気づかされた部分、そういうものを体感することができました。
特に、同じ結果でも出来ることなら関係者全員で取り組む努力をして、全体のコンセンサスを得るための努力をする粘り強い芯になるようなところ、いろいろ難点があっても相手の心に訴える熱い思いがあれば多くが通じること・・・それが価値があるんだ、と。もちろん、結果を残せたわけではないかも知れませんが。
そういうところを学ばせていただいたと思います。
JCが何かを与えてくれる、商売や経営にプラスになるようにしてくれる、直接はそんなことはありません!
自分が何かに参画することによって得るものがそれぞれにあるんじゃないか?
と頑張って必死でJC活動をやってこられたメンバーの多くがそう思っておられることではないか?と想像しています。
Jがない日はブログを書くためどうしてもこういう回想をしてしまいますね