本日は第2回スキルアップ講座でした。


 テーマは、「救命救急講座」でした。

 宝塚市の西消防署の救命救急士の古家後先生に講師をお願いしました。


 救命救急車は約9分ほどで到着。しかし、それでも、心肺蘇生を少しでもするかしないか、致死性不整脈の除去のためのAEDの装着などが、予後を変化させる…

 それならなおさら、知っとかなあかんでしょ…



 心肺蘇生の基本
小児(小学生)

 胸骨(胸の真ん中の骨)真ん中辺りを親指の付け根から腕の付け根辺りで押す。
 人工呼吸は顎を上げ、鼻をつまみ口を覆うようにあて息を吹き込む。
 マッサージ30回で2回人工呼吸を入れる。

 乳幼児

骨がやわらかいので指2本でマッサージ。人工呼吸は鼻、口を覆うように口をあて、息を吹き込む。
それそれの回数は小児と同じ。

 異物除去

 背中を叩く

 腹部を圧迫する


 AEDの使い方

 必ず小児モードを使う。
心臓を囲むように端子を貼る。
水分は拭き取る。
 電気ショックの必要性は判断してくれるので、そのまま指示に従い、ショックの有無関係なく、貼ったままにしておく。
 救急車が来るまで、人工呼吸と心臓マッサージは続ける。

 AEDは2分毎に心電図評価をするので、よく聞きながらするなど…



 皆さん、実習お疲れさまでした。
 あってはいけない事ですが、成人も同じ要領でします。
まずは119番をして、になります。
 落ち着いて対処できたらいいですね。

今後の講座予定は、宝塚市助産師会ホームページよりご覧ください。予約も承っておりますので、宜しくお願いいたします。