ナレーションの仕事も
MCの仕事も
大好き
で、ほぼ四半世紀 私はこれで食べてきたわけだ
ん?赤ちゃんの頃や親の保護の元 暮らしてきた期間は これで食べてたわけじゃないから
まだまだ四半世紀には満たないね
それでも 親に頼らず 社会人になってからは 親から独立することばかり考えていたかもしれない
親からの愛情過多は 贅沢かもしれないけれど それなりの葛藤があって今がある
細々語るつもりはない
感謝しているから
親が私に寄せてくれた愛情は
感謝こそしても否定はしたくない
父を亡くして
やっと悟った
親不孝な娘だったと…
意地を張るかのように 自分の道は自分決定で貫いてきた
そこから生じた問題は
誰のせいでもない
私自身の責任
なんで広島に行ってしまったの?
そんなふうに 親からも仲間からも言われたくはない
自分で決めたこと
そこに『よかったね』と 私の歩く道を喜んでもらえる何かを残したいと思った
「みきちゃん 帰っておいでよぉ」
今になって カムバックコールが東京の仲間たちから送られてくる

ありがとね
でもね ちょっと待ってね
このままじゃダメなのよ と 私の不気味なほどの触手が察知する
いつかは帰る時が来ると思う
でもそれは今じゃない
「家に転がりこんでもいいのよぉ」
なんて 嬉しいことを言ってくれる仲間もいるけれど 今の私は そうする時じゃないって 後悔撲滅体質の私の細胞が言っている

仲間の優しさに甘えながら
いつでも受け入れてくれる友の言葉に励まされ 今をここで生きようと思う
舞台公演が目の前に迫ってる
家の中じゃ なかなかおっきな声は出せないけど
「ここですればいい」って 与えてもらった環境の中で おっきな声を出す
気持ちいい



「読み聞かせ」っていうイベントは あちこちで行われていることを知った
でもね 本格的に 言葉に命を吹き込む『語り』を
ここで伝えたいと思った
ここに残したいと思った
随分昔
私の語りを聞いてくださった方が
言ってくださった言葉が今でも 私の琴線を爪弾く
命を絶とうとした時 生きていこうと思えたんだと
その方は言ってくださった
舞台は、、、
私にとって
誰かを見返す為でも無ければ
見栄を張るものでも無い
そりゃたくさんのお客様にも来ていただきたいけれど
来て良かったと思ってもらえる舞台を作りたいと ただ ただ そう願う
妬みや恨み
誰でも芽生える
仙人じゃないから(笑)
私自身も
そこに疲れ ストレスも感じる
寄せてくれる愛情のみをあたたかく守って育てたいと思う
舞台は 仕事のプロローグでもあるとの画策もある
ここが私のいやらしいとこでもあることを
ちゃんと白状しつつ
舞台の準備をする

語りの舞台にとって重要になる音は
私の生きざま(拙いものかもしれないけれど)を理解してくれる仲間にお願いしたかった
東京の悪友 名PAにわがまま言いまくった
当日はどうしても抜けられないおっきなPA仕事が入っていて 呉まで来れない
制作デスクにも かなり掛け合ってくれたことを聞いている
PAは趣味じゃないからね 悪友にとっては 人生張った仕事だった
当日は無理だけど当日までの万全の協力は 今この時も 精一杯してくれている
ありがとう
ありがとう…
わがまま言い放題の私なのに
たくさんの音源をくれる
悪友が引き継いでくれたPAさんが 悪友からのデータを悪友との中でやり取りしてくれている
私の専門分野外の部分のフォローを 引き受けてくれていることに 泣いちゃうくらいの友情を感じる
男と女の友情はありえないと言う方々もいる
どして?
ここにもあるよ

そんな友情に出会ってると 胸はって『あるよ』って言いたくなる(笑)
いろんな場所で
いろんな形で
それぞれが注いでくれる愛情を
見逃さずにいられる自分でいたい
フライヤーを貼ってくださる表だった協力は 結構 スムーズにお願い出来ちゃうことだった
それが嫉妬の対象になることを避けたかった
男性にはわかりずらいかもしれないけれど
女性ってね 矛先が女性に向く
表なんて こだわらなくっても
愛情は対個人で感じられる

元気が出る無花果だったり

美味しいお弁当だったり
ありゃ食いもんばっかじゃん
なんてことじゃない
私の為に 費やしてくれた時間が 貴重なことを感じてる
おっきな声で練習出来る環境があることも。。。
他にアピールしなくても
そのおもいやりで
頑張れるんだと…
誰よりも何よりも
私自身が感じてる
自分のことは 言葉にするのが下手なのよ
喋りを仕事にすると 案外そんなもんかもしれない

舞台まで あと約1週間
数作品 語る中で
『そっといちどだけ』の盲導犬「ステラ」の心情は 今の私の一番近い想いかもしれないな
ワン ワン ワン

言葉がわかり合えなくても
心を伝えていけますように…