は~い TJ です
暑い夏、皆さんいかがお過ごしですか
人間がこれだけ暑いのですから多肉さん達はさぞや暑い思いをしている事だろうって考えてたら、どれくらい暑くなっているのか気になってきた
鉢の種類によっても暑さが違うのでは
そこで、まずは素焼鉢から検証してみる事にしましたよ
塗料の有り無しによる差と、色による違いも見たかったので、素焼鉢そのままと、水性塗料のアイボリー、水性塗料の紺色(アーチブルー)を準備しました
【実験開始前の予想】
素焼き鉢は鉢からも水分が蒸発するので、気化熱で温度上昇が押さえられるはずですので・・・
→水分が残っている間は塗装なし素焼鉢の温度上昇が緩やかになる。
あとは水性塗料がどの程度鉢の表面からの水分の蒸発に影響しているのか・・・
→紺色、アイボリーともに、色なし素焼鉢よりは先に温度が上昇する。
色的には濃い色ほど熱を吸収するので・・・
→アイボリーよりも紺色の方が温度の上昇が早く、最高温度も高い。
15時の様子です
素焼き塗装なしは表面がほぼ乾燥してますね
さすが、鉢全体から乾燥してるだけの事はありますね
んんっ
素焼き+塗装エボニーが一番表面が乾くのが遅い・・・
素焼き+塗装紺色の表面も若干湿りが残っていますね
そっか
白系塗装分が乾燥が遅いのは、塗装がある分、鉢からの蒸発量が少ない上に、白系で温度上昇が押さえられているから、乾燥が遅いんですね
それでは結果発表です
さすが素焼鉢、開始直後は気化熱で温度が少し下がっています。
でも、紺色は早くも太陽からの熱を吸収しているようで、温度は下がりませんでしたね。
最高到達温度は・・・
素焼き鉢 31℃
素焼+塗装(アイボリー) 35℃
素焼+塗装(紺色) 39.5℃
最高気温 33℃
夕方、日陰になってからは、各鉢とも急激に温度が低下しました。
それにしても・・・
予想通りの結果とは言え、ここまで温度差が明確に出るとは思いませんでした
素焼き鉢でこの結果・・・プラ鉢の黒なんてどうなるんだろう
プラ鉢は鉢の側面からの水分の蒸発が期待できませんので、上昇スピード、最高温度ともに素焼塗装紺色を上回る結果になりそうですね。
しかも、鉢の表面からの気化が無い分、土の水分が多く残り、それがお湯になる・・・考えると恐ろしくなってきます
次の休みの日にでも素焼とプラ鉢の比較で検証してみますね