
観月山公園
こんにちは、よっこん日記のよっこんです。
今回は、近所にある観月山(かんげつやま)公園に行ってきました。
観月山公園は標高42mの観月山の山頂にある公園です。(愛媛県松山市港山町)
周辺の見どころも一緒に紹介します。
観月山の麓(ふもと)には、さまざまな文化遺産があります。
その中には、松山市の俳人である、柳原 極堂(やなぎはら きょくどう)にまつわる句碑などもあります。
智房庵
柳原 極堂(やなぎはら きょくどう、慶応3年(1867年)ー昭和32年(1957年)。
愛媛県伊予国温泉郡北京町(現在の松山市)出身。
「俳句の里 松山」-----------------------------------
瀬戸内の美しい自然と、温暖な気候風土に恵まれた松山は、道後温泉とともに古くから開け、多くの文人墨客が訪れています。
万葉集をはじめ歌にも詠まれるなどその文化的土壌は厚く、近くは短詩型文学の革新を生んだ正岡子規を中心に、柳原極堂・高浜虚子・河東碧梧桐・中村草田男・石田波郷など、多くの俳人を輩出したことから「俳都」とも呼ばれ、市内には数多くの文学碑や文学遺跡が残されています。
これを広く紹介するため、「俳句の里 松山」として冊子とマップを新たに作成しました。四季折々に先人達が求め歩いた地を巡り、その時の情景を心に描きながら散策いただければ幸いです。
-------------------(松山市HP 松山と俳句 より引用)
柳原極堂の句碑だと思われます。
観月山を取り囲むように、様々な歴史的建造物が残されています。
極堂庵
双龍堂
石雲堂(位牌堂)
それでは、観月山公園を目指します。
観月山をぐるりと回るように進んでいくと、観月山公園の表示を見つけました。
観月山公園。古くから海の要害の地とされてきた港山にある公園。
観月山の裏側の登り口横には、朱色の鳥居が急な階段を覆うように連なっており、
その先には朱色の小さな祠が鎮座していました。
日常生活から隔絶されたような特別な雰囲気を感じました。
日が落ちて、真っ暗な時間帯には、絶対に来たくないですね。
鳥居をくぐった先の階段がとにかく急角度で、ころげ落ちると、大怪我必至です。
鳥居の階段上にある「観月山稲荷神社」
観月山公園には、鳥居の脇の小道を登っていきます。(ここが登山口)
公園に行く途中の、山腹に立派な門がありました。中には寺のような建物がありました。
「観月山石雲寺」
敷地内には、さまざまな建造物がありました。
経年で傷みは見られますが、かなり立派です。
風生庵
茶室?
茶室の横にある建物に立てかけられた割れた看板は、「日本少林拳月龍錬成道場」と読めます。
武道の練習道場として使われていたのかもしれません。
境内で、巨大な松ぼっくりを見つけました。
大王松のまつぼっくりでしょうか。約18cm。
ダイオウマツ(マツ科)
観月山石雲寺を後にし、さらに山道を進みます。
山頂付近に、公園の表示がありました。
開けた場所に公園が整備してあります。
奥に休憩スペースがあります。
昔はこのスペースで、盆踊りの集まりなどが開催されていたようですが、
今では、ちょっと荒れ果てた感じになっていますね。
周りは竹藪で遮られており、山頂ですが眺望はそれほど楽しめませんでした。
今回は、少し遠くに足を延ばして散歩をしました。
著名な俳人の句碑や立派なお寺、稲荷神社や山頂の公園など、日常とは違う異空間を感じました。
さらに周辺を散策しましたので、続きは次回のブログで紹介します。
散歩の途中で見つけた、キダチアロエ(ツルボラン科)にとまるメジロ(メジロ科)。
キダチアロエの花をつついていました。
それでは、良い一日を。