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太山寺

 

こんにちは、よっこん日記のよっこんです。

今回は、松山市の太山寺へ行ってきました。

 

 

四国八十八箇所第五十二番札所

 

四国お遍路のお寺の一つです。

愛媛県松山市太山寺町1730

 

〈太山寺の説明〉----------------------

四国八十八箇所霊場の第52番札所。

1305年に再建された本堂は国宝に、仁王門は国の重要文化財に指定されている。

 

寺伝によると、その沿革は遠く飛鳥時代用明天皇(585年~587年)の代に

さかのぼり、朝廷の尊崇も厚かったという。

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(松山市公式観光WEBサイトより)

 

 

道路に建つ最初の門を通ってから本堂まで800mほどあり、

かなりの奥行と広さがありました。

 

最初の門から順番に紹介していきます。

 

一の門(1955年再建)

奥の山腹に本堂があります。(まだ見えませんが)

 

 

二の門(二王門)【重要文化財】(1305年再建)

 

門の両側に仁王像が安置されていました。

 

 

手水舎で手を清めて、さらに進みます。

 

 

三の門(四天王門)(1683年再建)

ここをくぐった先が境内です。

 

 

入母屋造りの本堂【国宝】

 

現存の本堂は三代目で、嘉元(かげん)3年に伊予国守護河野氏によって再建されたそうです。

嘉元3年っていつなのか?

鎌倉時代で西暦1305年だそうです。

 

今(2025年)から720年前ですね。木造建築でそんなにもつんですね。びっくりです。

 

本尊は十一面観世音菩薩で、60年に一回、ご開帳されるそうです。

 

 

寺伝によると、天平11年(739年)に聖武天皇の勅願により、行基というお坊様が開いたと書かれています。

もともとは、飛鳥時代の用明2年(586年)に一寸八分(約5.45cm)の

小さな十一面観音を祀ってあった草堂だという言い伝えもあるそうです。

 

 

 

境内には、さまざまな見どころがあります。

 

 

大師堂

八十八箇所の寺には、本堂の他に空海(弘法大師)を祀る大師堂があります。

 

 

青年大師像

 

 

鐘楼堂(1655年再建)

鐘楼(しょうろう)は鐘を設置する施設です。

中には地獄絵図がありました。

静けさの中での梵鐘(ぼんしょう:釣り鐘)の音色は、心が清められた気がしました。

【梵鐘は県指定有形文化財】

 

 

仏足石

お釈迦様の足の指は長かったそうで、長指相(ちょうしそう)と言うそうです。

 

 

錦鯉の池もありました。

 

 

 

今回、初めて太山寺にお参りをしましたが、歴史のロマンを感じるとともに、現世と隔絶した異空間のような印象を受けました。

とても貴重な体験ができました。

 

それでは、良い一日を。