ティモシー・ダルトンがボンド役をやった2本
実は僕は彼を評価してなかった、と言おうか
全然興味なかったのでこの2本を観てなかったのだ
コロナ影響で巣篭もり中、時間があるので
この機会にCSからの録画を続けて2本観させてもらった
「007 リビング・デイライツ」1987
「007 消されたライセンス」1989
予想通りティモシー・ダルトンはイマイチかっこよく無かった
どうも線が細いよね
笑うと目が細くなるせいか......(笑;)
あの体格じゃ弱いはずなのに
格闘シーンでは、たいてい相手を打ち負かしている
(当たり前か。じゃなくちゃ映画にならない...;;)
仲間かボンドガールに助けられる数が
他の007シリーズより若干多かったかも知れないが...
さて、適当に時間をつぶせたから、それなりに良かった
いや、それ以上に「消された...」のほうは、かなり楽しめたです
どういうふうに楽しめたかと言うと
脇役陣
「チェ」の2部作(2008)で強烈なチェ・ゲバラの役をこなした
ベネチオ・デル・トロの
スクリーン・デビュー2本目の仕事だ
1本目は全く知られていないので事実上のデビューかも
めちゃくちゃ若くて色男だ、驚きである
しかも悪者のチンピラ殺し屋の役で
まるで生きるカミソリのような風体である
のちに渋みのある俳優として超売れっ子になるなんて
本人も予想してなかっただろう
↓若い頃の写真はネットでこれしか見つからなかったが今と比べれば別人だ↓
「チェ」など最近の雰囲気からは、かなりの隔たりがあり、役者というのは
その活動遍歴に変化があると面白いなぁとつくづく思った次第
↓数年前の写真 「チェ」頃より若干若いかな↓
そして次なる俳優は
AmazonPrimeで人気のあった
SF巨編「高い城の男」(お勧めドラマ)の主役の一人
田上外務大臣の役が超印象的な
ケイリー=ヒロユキ・タガワ (Cary-Hiroyuki Tagawa)が
ほんのチョイ役で出ているのだ
全然顔立が違うけれど、東洋人の俳優は少ないので
目元のところですぐに判った
彼もたくさんの映画に出ているのでこの写真の顔に見覚えが
あるひとは結構いると思う
↓この写真は、今回の「007」時より少しだけ歳を取ってる↓
↓「高い城の男」の彼↓
さらに「消されたライセンス」での悪玉主役の
ロバート・デヴィ
かれは最近は悪役より善玉捜査官役のTVドラマなどが受けている
俳優人生って面白いですわい!
こうして、若い頃の、え〜、こんな映画に出ていたの?と
俳優さんたちの変遷に驚くと同時に
自分の人生にも思いを馳せたりして感慨に耽るのが
今年の僕の自宅での映画鑑賞の楽しみ方の1つもであります
なお、「リビング・デイライツ」のほうの出演者については
これといって僕からのネタがありません
それよりボンドガールがチェロを弾いていること
舞台がソ連・アフガニスタンなどで異国情緒たっぷりなのが良かった
また、
OPテーマソングになんとa-ha、
EDテーマソングにプリテンダーズが起用されてる
このことは当時全く僕のセンサーにひっかっかってなかったな
全然評判にならなかったのだろう
ジャンルが違えどどちらも大好きなグループであるが、
残念ながら曲はたいしたものでは無かった;;;
音楽業界とタイアップという変なビジネス(日本では通常)の結果だね
「007 リビング・デイライツ」
「007 消されたライセンス」
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