1.冷房温度をうまく調節する
冷房のきいた室内と蒸し暑い外を往復すると
身体はその変化についてゆけません

5度以上の温度差に対しては
身体の温度調節機構はうまく働かないと覚えておきましょう

冷房温度は省エネの面からも28度がオススメ

2.こまめに上着を脱ぎ着する
といっても公共機関の冷房はどうしょうもないし
オフィスの冷房もなかなか自分ひとりでは変えられない・・・というのも事実。
なので、はおりものを一枚持ってこまめに脱ぎ着しましょう

3.冷房よりも除湿、扇風機をうまく使う
湿度が低いと涼しく感じるので「冷房より除湿」を心がけましょう。
さらに風があると体表から熱が奪われて涼しくなるので
扇風機を併用するのもオススメ

冷房の向きは、直接体を冷やさないように、
風向きは天井に向けるのがポイント

直接冷たい風が体にあたるようにすると、
体の表面の熱が奪われつづけることになってしまうので、
体が疲れてしまいます

同様に扇風機も首を振るようにしましょう

4.寝る前に冷房はタイマーをかける
寝ているときにずっと冷房がかかっていると身体に負担がかかります

タイマー設定にしましょう

5.安眠には頭を冷やす
全身を冷やさなくても、頭が冷えるとそれだけで涼しく感じます

冷えるタイプの枕を使ったり
裏ワザとしては
風邪用の頭を冷やすシートを使ったりするとかなり涼しく感じます

敷ぶとんの上に竹シーツや寝ござを敷くと
身体と布団の間に隙間ができて体感温度が下がり
涼しく感じます

6.冷たい飲み物のがぶ飲みはNG

暑い日は冷たい飲み物が飲みたくなりますよね?
でも、冷たい飲み物を取りすぎると、
胃液が薄まり消化機能の低下を招いてしまいます
オススメはぬるめのミントティー

オススメはぬるめのミントティー

ミントには食欲増進や
胃や腸の消化、働きを高める作用などの効果が
あるといわれていますし
爽快感もあります

7.少量でも良質のたんぱく質、ビタミン、ミネラルを摂る
夏ばて防止に効果的な食事のとり方は、
たんぱく質、ビタミン、ミネラルをバランスよく摂るようにすることです

たとえ少量でも質の良いものを食べることが重要。
ビタミンの中でも特に重要なのは
糖質の代謝を助けるビタミンBなのでこれを積極的に摂りましょう。
豚肉や精製していない穀類、豆類などに多く含まれます。
8.刺激の強い食べ物を味方にする
胃腸を刺激すると食欲が増進します。
胃液の分泌を促す食べ物には、辛いものや香辛料、香味野菜などがあります。
辛いものは、発汗による夏ばて防止効果も期待できます

スパイスいっぱいのカレーは実は薬膳料理という話も

ただし食べすぎは胃腸を痛めるのでほどほどに。
レモン・お酢などの酸味も食欲増進、疲労回復効果があります

9.夏太りに注意!
最近夏ヤセよりも夏太りする人が増えているとか

これは、今までの夏ばてのイメージを引きずって、
冷房の効いた部屋にいるのについつい食べてしまっていることが原因のよう。
しかも夏の食事は冷えたものが多くなりますが、
実は冷えたものは油分も甘味も感じにくいので要注意
「暑いから身体が持たないし、いっぱい食べなきゃ」

「暑いから身体が持たないし、いっぱい食べなきゃ」
というのは過去の話かも・・・

バランスの良い食事をしましょう

10.上手に汗をかく
汗をかくのはカラダの温度調節のためにもとても重要

しかも、血流も良くなる、老廃物も出てゆくという効果もあります

暑いからといって身体を動かさないとうまく汗をかくことができなくなります。
涼しい夕方などにちょっと歩いてみるなど、適度な運動をしましょう。
半身浴などでゆっくりぬるめのお風呂につかるのもよいでしょう
半身浴などでゆっくりぬるめのお風呂につかるのもよいでしょう

好みのアロマオイルをたらしたりすれば、リラックス効果も高まります

お風呂後のストレッチも
血流促進効果と筋肉をほぐす効果があるのでオススメです

皆さん

どうですか?
ちょっとした事に気をつけるだけで
体の調子がよくなるんです

この暑い夏を夏バテしないように
頑張って乗り切りましょう

池田
