晩御飯は歯医者さんの隣のカーナさんのお弁当。
ありがたい、助かるわ。こういう時にお弁当のありがたさ。
昨日のレッスンで先生に古典調律(先生はキルンベルガー3)のお話を聞きました。
1。現代の平均律ではドから次のドまでを強制的に割って周波数を決めているために
3度とか5度の和音を弾いた時に周波数の乱れが重なり濁って、純正な音が一つもなくなること。
2.古典調律は和音の一度と五度が残っていてきれいで濁りのない響き。
3.平均律では音を響かせたい為にオクターブの音にちょっと高く周波数を設定してる。
バッハやベートーベン、モーツアルト、ショパンの作曲したころは現代の平均律はまだできて
なくて、古典調律で作曲されている。
とか、教えてもらいました。
私も調べてみましたが、調律師さんの分かりやすい説明があったので、以下、貼り付けさせてもらいました。
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古典調律については、以前何気なく自分のピアノを古典調律にしたところ、その響きの柔らかさに感動して以来、自身のホームページでも20年以上前から意見を述べてきました。お問い合わせの数は決して多くはありませんでしたが、熱烈な古典調律のファンのかたも何人かおられます。今でも、調律ネットさんを通じて何人かのお客様から御依頼いただきました。お客様についてはプロのかた、プロ並みに弾けるかた、音楽愛好家、理論派のかた、さまざまです。ただ、どちらかというとピアノ一本でやってきたかたより、ピアノ以外の楽器や歌を専門にする方、ピアノはプロ並みに弾けるが他に専門の仕事があるかた、趣味でピアノを楽しんでいるかたの方がより興味を持っていただけ、特色もよりわかっていただけたように思います。ピアノ専門でずっとやってこられたかたは、完全に平均律が染みこんでおられるため、逆に違和感を持たれるケースがあるように思います。そして、以外と順応するのがまだ常識にとらわれていない子供さんかもしれません。
実はこの古典調律、大変奥が深い調律です。説明すると一冊の本になります。かいつまんで申しますと、弦楽器、管楽器、声楽はみな古典調律で響いています。平均律はピアノなどの鍵盤楽器や、鉄琴木琴などの打楽器だけです。吹奏楽をしているかたで、平均律の響きがどうも合わないと言っていたかたも何人かいましたね。また以前、ヴァイオリニストのかたで伴奏ピアノを古典調律にしたところ、そのヴァイオリンと溶け合う響きに驚かれたと聞いたこともあります。
ピアノを古典調律にすると、平均律より柔らかい響きになります。どちらかというと、古典調律にした直後よりも、しばらく弾き込んで次回に伺った時にその特徴が顕著に現れていることが多いと思います。その時感じることは、決して平均律では味わうことが出来ない柔らかく豊で深みのある響きです。
あと、古典調律にすると転調が出来なくなると思われているかたもいると思いますが、24全ての調に転調可能な古典調律もあるのです。(古典調律の種類は数限りなくあります。純正律は古典調律の中の一つです)平均律のように全ての音が同じ間隔ではなく、古典調律は多少ずれるので、その結果、調によって性格が変わります。多くの作曲家が、この調性の性格の違いを利用して曲を書いていると思われます。 そして、実は普段何気なく聴いている巨匠のピアノ演奏の中にも、古典調律で演奏されているものも結構あるのですよ。
いずれ紙面をさいて古典調律についてもっと詳しく話していければと思います。そして、古典調律の素晴らしさをこれからも伝えていければと思います。
ピアノ工房Mさん。(調律師の方です)
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私tjちゃんは理屈分かったうえで古典調律のピアノで弾いた曲聴いて、
純正な響きだなって心地よかったです。
何度も記事にしましたが。
調律のこともっと知りたいっていう意見もあったので記事にしてました。
結構作曲されたころの音律で弾きたいっていう意見もあるし、その音律で弾くと
曲の響きがしっくりとしました。
私の意見ですみません。
個人の好みなので。
今日も良い日でありますように。