H.O.氏の「つれづれぐさ」抜粋 第110段 | tj-adventureのブログ

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まずは私、編者のTJ Adventureの注:
徒然草は余りにも有名な日本の古典の一つですが、学生時代以来ご無沙汰している人が大半のようです。年を経、人生経験を経て読むとまた新たな感慨も湧いてくるものでしょう。
これは、私の友人のH.O.氏が自分の特に気に入った部分を抜粋したものです。

(110段)
双六の上手といひし人に、その手立てを問い侍りしかば、「勝たんと打つべからず。負けじと打つべきなり。いづれの手が疾く負けぬべきと案じて、その手を使わずして、一目なりともおそく負くべき手につくべし」と言う。道を知れる教え、身を治め、国を保たん道も、またしかなり。

編者後注:
これは現代語訳がなくても分かりそうな気がしますね。