仙台の就労移行に通うには交通費もかかるし、体力的にも相当エネルギーを使うということを思い知らされた僕は、実は仙台の就労移行に見学に行く前、最近僕のすむ町の隣町に、新しく就労移行ができたという話を聞いていました。、
それで僕は福祉関係の職員に連絡して、見学したいと申し出ました。すぐに見学に行くことができましたが、何かお店をやっていた建物をリフォームして、作り変えたというような、こじんまりとしたところでした。
そこではパソコンやソーシャルスキルの訓練をということでした。隣町と言っても、僕の町から電車で通おうと思うと、結局ローカル線を乗り継いでということになってしまいます。交通費、定期を買おうと思えば、仙台に行くより若干安いという程度です。
車で行けば、20分かからないのですが。僕は悩みました。このまま授産施設に通い続けるのか、でもそれは避けたかったのです。何とか別の道を切り開きたいと思いました。
その就労移行施設は、作業所もやっていて、いわゆる就労継続支援A型の施設と一緒に経営しているところでした。そのことを家族に話したら、兄がその作業所に通いたいと言いました。
僕はもしかしたら、兄の車で、僕が就労移行に通って、兄が作業所で働くということで、通えるかもしれないと期待しました。
さっそく兄とその施設に話を聞きに行きました。作業所のほうはもう定員が少なくなっていて、定員10名であと一人ということでした。
兄はぜひ働きたいと言いました。就労移行と作業所は通う時間帯は同じなので、兄の車で就労移行に通えるかもしれないと期待しました。
ところが向こうからに返事は、兄は仕事から離れて随分経っているし、賃金が派生する以上、確実に働ける人でないとということで、断られてしまいました。
僕はがっかりしました。ところが就労移行のほうはまだ一人しか、通っておらず、まだ定員には余裕があり、兄が自分もパソコンをやってみたかったので就労移行にいっしょに通ってもいいと言い出しました。
不安もあったのですが、電車を乗り継いで通うより兄と一緒に兄の車で通えるということで、そういう方向で話を進めることになりました。