めでたく長男(2004年6月6日生まれ 2023年19歳 成人 専門学校生)が成人して さて療育の思い出を語ろうか になったので、次男(2008年7月30日生まれ 2023年15歳 中三 普通学級)と生誕時からの比較データを掲載しようと思います。
成るべく単純に判りやすく 記録されてるものと私の記憶から 箇条書きで行きます。
二人のIQ
○長男 IQ104 限局性学習症(旧・言語性学習障害症)・ 構音障害
○次男 IQ121 健常発達
言葉の発達
○長男は三歳二ヶ月でやっと ジュース ちょうだい 等の二語文が出ました。この時点で言語の発達は1歳9カ月判定でした。
○次男は生後九か月で不完全ながら言葉を話し 一年後1歳9ヶ月の時点で おかあさん ちち ください (三語文)と言ってました。
トイレトレーニング
○長男 二歳十か月で 大便も出来るようになりほぼ完了 (その後冬におねしょ一時復活。でも次男を妊娠したからかも知れない)
○次男 三歳一か月で 大便も出来るようになりほぼ完了 (その後おねしょなどのぶり返しもなかった)
同幼稚園での評価(二人とも同じ幼稚園に入りました)
○長男 大人しくて綺麗好きで良く先生の指示が通り良い子 言葉が遅い事で特に不都合を感じない。加配も必要なし
○次男 指示の通りが良く言葉がとても達者で活発な子 先生をおちょくることに命をかけているのか頭脳犯的ないたずらを徒党を組んでしかけ先生を翻弄する。脱走時は複数人で別方向に逃げて攪乱するなど迷惑な事多し。加配は必要なかったが保育に非常に手がかかった。一緒にしたらまずい子が何人か存在する。(悪戯が余計にエスカレートする)打たれ強く臨機応変で計算高い。こんなに保育が大変な子は今まで当たった事がなかった。と先生にしみじみ言われた。
旦那とそのお義母さんによると旦那が幼稚園時代何故か園を脱走し電車に乗ったふりをして国鉄職員をパニックに陥れた後こっそり園に戻り、植え込みにしゃがんで幼稚園の職員と国鉄職員と兎に角大人たちが右往左往して大パニックに陥っている様をおもしれーなーが、これは大変な事になったな、いつ僕は出て行けばいいのかなwと思っていたがその後記憶にないというエピソードがあって あーなるほど、次男は旦那に似たんだなと思いました。脱走してJR職員に迷惑かけてないだけ次男の方がややマシである。
小学校就学相談
○長男 幼稚園の先生から普通級で問題なし、知能指数も問題なし、通級指導教室が望ましいと全職員一致して出され教育委員会からの視察も同上で終了。療育センターだけがこんなに言葉が遅い状態で知的に問題なく自閉症でなかった前例がない為支援級を推薦するになっていたようだが、教育委員会から却下された。普通級在籍通知が来て終了。通級指導教室への手続きは在学後に行う事に。
○次男 就学相談自体がなかった。
小学校入学時に長男次男共に言われた事
ひらがなかたかな書けなくても大丈夫、読めなくても大丈夫です。 計算も出来なくても大丈夫です。
読み書き出来ない子も多いですよ♪
そうかも知れないけど、騙されてはいけない。
○長男、ひらがなかたかなも満足に覚えられず、結局小4の時点で小2のスイミーも読めない、ということが後々発覚して大変な事になった。この時言語性学習障害症(単発型・ADHDやASD等の所見を含まない 限局性学習症)が発覚し、言葉の教室から情緒級に通級が移動になった。そして小5の時に通級指導でも全く成果が上がらず、お母さんが何とかして下さいで凄いスパルタで日本語を教え込むことになり、しかも小学校までにこれが間に合わなかった場合、一生引きずる事が確定してたので滅茶苦茶私も本人も大変な目にあった。元来判っていれば小1から無理なく覚える事が出来たのに……と後悔先に立たずである。
本来障害というのは 療育、あるいは治療、リハビリを行わなければ 決して軽減もしない、自然に直ったり取得出来たりはしないということ。実は構音障害も自然に完治しないのだ。表出性言語障害と幼少時に診断された者のうち自然に完治しないものが構音障害や他の障害と区別されて呼ばれるようになり、そのうち構音障害は、物凄く地道なトレーニングを必要とする。長男はこれも中学校に入ってから通級指導だけでは不足していると判定され、芸能事務所に入り、そこでボイストレーニング、演技指導等で代用して療育の代わりにする事になった。
因みに言語リハビリ科という高次脳機能障害に対応したST等の所属するリハビリ訓練も存在するが、芸能事務所のボイストレーニングや演技指導よりも高額治療になることが多い。何故なら、先天性の高音障碍者は「自賠責が効かないから」。交通事故や病気などで後天的に言語障害、構音障害になった場合は、保険が降りる為比較的安価でリハビリ訓練を病院で行う事が出来ます。
先天性の構音障害者である長男には保険が適応されなかった。
○次男 なんか勝手に覚えてた。
幼稚園で毎週一時間ぐらい日本語の授業があったらしく、漢字も教えてくれてた模様。それも小学校みたいなのではなくて漢字を見せて(象形文字)こんな絵がこういう文字になったんだよーんみたいな感じの授業でした。
長男もちゃんと受けてた筈なんですが、何も入らず残らず終わってつるつるでしたが、次男はそんな謎のイラストを見せられた状態でも、的確にひらがな片仮名漢字を覚え、それを何も教えてないのに手紙に書くということをやっていた訳です。
この写真は 幼稚園年長三学期に突然「お母さんサンライズにこの手紙送って」と持ってきた落書き帳のきれっぱしです。
この謎のきれっぱしをサンライズに送れと?!と 微妙な気分になりつつも まあ幼稚園児が必死こいて書いたんだから送ってやるわ、と一緒に書いてたイラストと共にホントに送りました。サンライズで処分されてなきゃまだサンライズにあるんじゃないのw
しかし当時全く気付かなかったんですが、私は全く次男に 文字を教えた記憶がありません。が、見てくださいこのショボい文章ながら、なんとひらがなと片仮名と漢字が既に使われているのです!! 勝手に覚え勝手に使用可能になっていたこれが健常児なんですね。
要するに教えて貰ったら健常児の場合、多分難なく片仮名も平仮名も勝手に覚え、漢字もサクッと覚えてしまうもののようです。
息をするように覚えちゃうんでしょうな。
これが基準の、「ひらがなかたかな書けなくても大丈夫、読めなくても大丈夫です。 計算も出来なくても大丈夫です。読み書き出来ない子も多いですよ♪」なのです、ゆめゆめ騙されるなかれ、長男は全然大丈夫じゃなかった!
IQが104で平均でも、駄目でした。発達障碍者の文字が覚えられない、漢字が書けないは、健常児のそれとはレベルが違うんです。ホントに療育で教え込まないと、自然には覚えられない、覚える事もないというのを覚えておいてください。
これは非常に大切な事です。
健常児が 息をするどころか瞬きするようなレベルで覚えることが 覚えられないんです。どんなに勉強しても入りません。
その子にあった特別な指導法を選び、相当な指導者の努力があってこそ、なんとか人並みになれるかな? にしかなりません。
そもそも完全に追いつけません。実際長男は小学校時に追いつけませんでした。読み書きの書きについては 未だに追いつけてないと思います。成人しても追いつけない、れっきとした劣った部分となり、努力に見合わない努力をしたという事になり兼ねません。
どんなに頑張っても凹の部分は平均にすらならないんです。それを良く考えて 自分の子供の就学先を考えましょう。


