私立は芸能コースがあるところを中心に、公立はエンカレッジスクールとチャレンジスクールを通える範囲内全て、通級ご推薦発達障害に理解のある公立高校を三高校、通信は芸能コースがあるところを2箇所、&事務所先輩方で活躍してる方が所属しているところを三か所と、通級がやはり推薦してきた二校に絞り、全部見学行きました。いやー大変だった。(全11校)うち二カ所は次男ついてきたけど「僕存在価値あるの? 意味あるの?」とスゲエ嫌がってました。まあ大体夏休みに全部巡りましたが、LD系男子が自分で決めました。

 

何故この高校を選んだのか判らないのですが、本人なりに真面目に考えていたようで「同じようで違う」「兎に角違う」と言っていました。確かにO校は校舎も綺麗でオープンな感じでパンフレットも凄く綺麗に出来てたんですけど、私もなんか落ち着かなかったな。専門学校みたいで(笑)、専門学校が悪いわけじゃないですよ。そうじゃなくてなんていうか余りにもきれいすぎて無機質? な感じがしたというか学んだことをつるっと忘れそうな感じがしたんです。長男が選んだのはT校というチャレンジスクールですが、私もなんかすごくしっくりきたんですよ。校舎が落ち着くというか。今真面目に考えてなんだろうって思ったんですが、程よく鄙びた感じがいいのかもと思い当たりました。今長男が通ってるO中学校も歴史あるところで変な形してるんですよ。校舎がH型で複雑怪奇というか。(笑)全然褒めてないなこれ。そうだー、そうかそこだ。T校も謎のH型で、意味不明に複雑で鄙びてて、プールが屋上にあるところまで一緒だわ。(笑)見た目で選んだんじゃないだろうな!!

 

まあ多分元々が工業高校で規律が厳しく、長男が実はどうしてもやりたいことに造園があるんですよ。お前には無理じゃね? と結構ボロカス言ってたんだけど諦めてなかったかw まあその造園技術が学べるという唯一のチャレンジ校だったんです。多分これが理由だね。虫嫌いなのに何故か造園に偉い拘るのは、マインクラフトでもフォートナイトでも建造物に脅威のこだわりがあるからな気がします。数学が出来ないとどーにもならない気がしますが、私だって今もう全く計算してないもんな。昔アナログ時代は版下一つ作るにしても職人(技術者)であるデザイナーが電卓でw計算して出して何重にもチェックして原寸で作ってたんです。でもデジタルでんなことしてる人いないもんね。私は未だに数値入れる時にサイズ表見てチェックしてるけど、元来サイズ表もなくてA4選べばA4サイズになるし、B5選べばB5サイズになるわけで。考えたことがなくても本作ったりできる時代になりました。ただ素人ならそれでいいけど、プロの場合許されないので私は特にフリーで仕事引き受けるようになってからは何十回も自己チェックしてます。そこらへんPCで作成が当たり前のこの時代、今立体造形物もPCでやるんだろうし問題ないのかなと思いました。PCは直感を表現するのに凄いサポート能力発揮しますしね。計算出来なきゃコンピューターにやって貰えばいいわけです。紙面デザインの現場なんかもはや色もカラーピッカーでつまむ時代ですしね。最近仕事でカバージャケット引き受けたんですが、メインイラストのカラーが 42-31-89-44とかで気が狂いそうになってました。40-30-90-45にして頂きたい!! イラストだから直さないけどさあ、私が自分で色を付ける時はこれが綺麗に末尾0又は5になってる事が多いんです。(イラストなど他人様の作品には手を加えませんけど、版下の帯の色等は電話して了解とってから端数切捨てさせて頂く事が多いです)今は3でも表現するらしいですけど、アナログからデジタル移行期には、こういったRGBの機微を印刷機が表現しきれなかった為時代の名残ですね。いい事もあって、5刻みだとほぼ今のデジタル印刷の現場では、問題なくカラーテストなしでも発色してくれるんですね。セッターと付きっ切り、印刷所とやり取り必須で兎に角現場に居なきゃ何も進まなかった過酷なデジタルデザインの納品が、今では普通の家庭用コンピューター、それもWindowsで出来るようになったんです。下手すりゃ自宅のIllustratorからセッター及び印刷機に遠隔操作で直接データ突っ込んで、印刷してしまうなんてこともできるようになりました。ホントにいい時代になったなと思います。

 

さて、うちの芸能事務所もそうですが、偏差値が低い、あるいはそもそも偏差値で測れず高校一覧表にすら載せて貰えない「チャレンジ校」、微妙に載せて貰ってるけど、必ず欄外又は特別枠に載せられて偏差値一覧表外に出されている「エンカレッジ校」は、名前さえ書ければ受かると勘違いしてる人が居ますが、名前書いても受かりません。

 

驚異の事実を通級で教えられました。後その後入学説明会で三者面談行ったときもかなり内容が厳しいということを知りました。

というか団体説明の時にはっきり言われましたが、T校は令和元年(令和二年生になるけど)募集では100名ちょいしか募集をせず、恐らくチャレンジ校の中では最小募集人数。そのせいか、去年は実に3倍近い倍率になってしまい、受けた人の2/3が受験失敗脱落の道を歩んでます。

通級でも去年30人がチャレンジ校を受験し、17人が失敗、滑り止めの私立又は通信およびサポート校になったと通級進学説明会で警告を発してました。

 

チャレンジ校もエンカレッジ校も 発達障碍者の為の学校ではないのです。

 

私も勘違いしてたので偉そうな事言えないんですが、名前書けば全員入れる高校は、サポート校と言いまして、通信高校になります。後自動車学校ね。(笑)自動車学校だって入れますよ。犯罪者じゃなくて受講資格ある年齢であれば。でも自動車学校であれって思いませんでした?

 

名前書けば(そして金払えば)入れますよ。でも卒業できるかどうかは別問題です。自動車学校は胸に手を当てた人いると思うよw 混同してた? 混同してなかった? ねえ、混同してた人いるんじゃない?w

私? 全部一発で合格してやったぜ。27歳で一回失効したけど。そしてその後、次男妊娠中にやっぱり一発でとり直したけど。脳が妊娠してるとスカスカぷーの上にゲロゲロ(悪阻)でさあ、でも一限でも落としたらその分金取られるシステムだからきっちり最少額で受講終了免許再取得しましたよ。(笑)だって余計な金支払いたくないじゃん。

まあそれが普通の人間ね。結局私も自分で発達っぽいところあるな(人の名前と顔が一致しない病)とは思いますけど、それが自動車の運転や学業、一般生活には特に致命的な問題になってないだけです。そして別に致命的な問題になってなければ生きていけるんですよ。人と名前の顔が一致しない病で例えば私が議員とか秘書とか人の顔と名前を一致させてないとヤバい職業なら兎も角、学校でPTA会長の顔が判らない、PTA会長が今年誰になったかも判らんみたいな程度なら「失礼なお母さん」程度で別に大問題にはなったりしないです。毎回学校の先生に会うたびに「長男の担任の先生名前なんだっけ?」「通級の担任の先生名前なんだっけ⁈」と本人に聞いたり連絡帳で名前確認したりという手間暇はあるけど、これで社会生活失格とか、仕事ができないってことはないと思うんだよね。まあ私は地味に困ってますけど、毎回余りにそれが頻度高いと逆にその人だけは覚えたりできるようになるんで、中学校ではカミングアウトしましたし。対処して私もなんとかなる、周りもまあ失礼だけど仕方ないよね、或いは別にどうでもいいってことなら色々至らないところは皆さん誰しも一つは持ってるんだろうしお互い様でいいんじゃないでしょうか。私は相手に顔と名前覚えられてなくても全然気にしないです。自分が覚えられないんだもんそれが普通だと思ってるんですよ。ただ小さいころから今でも「指名手配の似顔絵なんか絶対判るわけないのに何のために出してるんだろう」ってのはあります。20歳過ぎたあたりから「もしかして私以外の人は他人の顔と名前が一瞬でマッチングしてる??」という疑惑が確信に変わりまして、あれは結構ショックでした。今でも半信半疑なんだけど、多分私の方が少数派なんだろうなと。まあ長男ですら私より覚えてるし、次男に至っては「隣のクラスの〇ちゃんのお姉さん」とか誰だよそいつは!!ってところまで道端で会ってもちゃんと一瞬で区別して記憶してるんで 多分次男が人類の完成形、いや健常形態なんだろうと思います。

 

 

さてチャレンジ校とエンカレッジ校が発達障害児童の為にある学校ではない、後、単なる底辺校ではないという話をします。

 

エンカレッジ校は 内申書が必要になり、作文・面接・自力作成申請書と続きますが、チャレンジ校より更に難易度が高めです。

単なる底辺校ではないんです。今までの義務教育期間中の成績が低迷しているけれど、環境によっては伸びる、あるいは一つ秀でた事がある、全部ではないだろうけど、私と長男が見学したエンカレッジ校は、エンジニア系に特化した人材を発掘し、これを育成し、必ず社会に出すことを目標としている学校で、相当厳しいです。いや聞きましたがかなり厳しいです。やる気がありかなりスパルタ授業になるのでついてこれる子以外は無理。LDで提出物が問題とかそういうのだと一発でアウトなので無理でしょうと個人面談でドキッパリ釘刺されました。うちは無理でしょうと。LD系男子にしてみると、その工業(造園関係)の部分が自分がやりたい事だったので入りたかったみたいですが、もうしょっぱなからスパルタコースな上に、3年間で普通に卒業しなきゃならないので、現時点通級の諸先生方がサポートがっちりついて週一でチェックしてくれることもなくなります。相談すれば助けてくれるようにその都度ある程度は対応してくれるみたいですが、その相談も親は一切関与ならず。自らが自らのサポート体制を自ら作成申請し、自ら動いてこそのものだそうです。 そもそもエンカレッジ校はチャレンジ校のように不登校者は募集の対象として想定されてません。故に発達障害による登校困難や、そのハンデについても元々中学校の段階で対処出来てた人が募集の対象です。 出来ますか? 貴方自身が全て学校生活をコントロールし、特に提出物の抜けは致命的です。 と聞かれてLD系男子は大分心が折れてました。

私もニュースで聞いたことがあるんですがある発達障碍者の女子が、学校に自分は発達障害なのでこのようなサポートをして欲しいとお母さんが申請を出したところ、「自分本人が申請して下さい」と却下されたとのこと。それでお母さんが「うちの子は発達障害なのに、何故親が申請したらいけないんだ」とニュースで訴えてましたが、私はどっちかというと「いや自分でやれよ」と学校側の意見に賛成してました。大学でしょこれ。

自分で自分の責任とれないようなもん、社会に出せないじゃん。一生お母さんが申請書作成して会社でもやるんかね??

そこまで自分で何もできないなら障碍者手帳などを取り、サポートありきの人生を模索すべきだと思います。親はいつまでも生きてないですから。

 

さてチャレンジ校は 内申書は必要なく、作文と面接・自力作成申請書・という三点による入試になりますが、この三点で大体判ってしまうそうです。自力作成申請書というのがまず最初の難関。これを本人が作成しなければなりません。本人です。どんなゴミクズのような文字であろうが、自分で書かなければその時点でアウトです。そしてその申請書に書かれたことが、余すところなく面接官により審査されます。

ここで大分判るそうです。まずお母さんが書いちゃった人アウト~ 自分本人書いてないなって判断されたらその時点で失格です。

そしてその申請書ではまずどうしてこの学校に来たかったのか。この学校に入って何をするのか、どうしたいのか、将来の目標は何かの三点が聞かれるそうです。そして 入試にあたる「作文」これが超曲者で、LDだとマジで超鬼門。まだ漢字の書き取りテストの方が発達障碍者の場合希望があると思う。情緒のチェックも兼ねてるとしか思えない。

 

 まあ簡単に言うと、格言 が書いてあり、それについて この格言から読み取れる言いたい事、我がチャレンジ校が貴方に望んでいること、将来の夢について「具体的に述べよ」 即ち小論文を時間制限内に書いて提出するという入試です。

 

私は落ちる要素が感じられない(私自身がやるなら)と思ったんだけど、これって普通の入試より、難しくないか?!って思いました。算数はかなり厳しいけど、国語も英語も基本的に「過去問10年間ぐらい丸暗記したら70点ぐらい取れるんだよね(本当)」なんですよ。あんなの暗記すりゃ何とかなることが多いんですよ。でも小説・小論文は駄目だ。流石に無理だ。

二次創作小説で、全く違うアニメの話なのに登場人物の名前だけ挿げ替えて発表して人気を博しちゃうものがたまにあるけど、それだって小論文は無理。そもそもコピペ出来ないし、検索して一括登場人物名前変換も出来ねえww

 

これはひょっとして普通の入試よりどうしよーもないのでは?? と三者面談の時のT校の先生とLD系男子を交互に眺めてしまいました。

 

因みに去年うちのLD系男子より全然学校の成績が良く、数学に至っては限界突破型の高知能アスペルガー系男子が(LD系男子より悪かったらインコ以下を通り超えてしまいますがw)(母校は違う)からチャレンジ校を受験したのですが、見事に落ちたそうです。

本人はやる気満載だったらしいんですが、兎に角作文が苦手で、過去十年間のチャレンジスクールの作文課題を調べて整理して、全部に申請書を独自に作成、更にそれに対応して作文も完璧に仕上げ、通級の先生に面接の訓練も行って貰い、万全の体勢で臨んだにも拘わらず(この行動力だけ見たら凄いんだよな。落ちる要素が見当たらないんだけど)、今年の出題された問題に対して過去問の10作文と同じものしか提供できなかったため落ちたそうです。

つまり、内容がマッチングしきれなかったという話らしく、お母さんが卒業生代表体験談を語ってくれてたのですが、「作文に関してはもうどうしようもなく、私も駄目だろうとは思っていたが、本当に駄目だった時は流石に落ち込みました」と話していました。

結局滑り止めにしていた私立で、数学コース? だか数学特化型の高校に入って最初はぶつくさ文句言ってたけど今では数字に囲まれて幸せそうです、だそうです。

結局この子は落ち着くところに落ち着いた感ですが、単なる底辺校で名前さえ書けば受かるというのは間違いで、今回の団体説明会でも

 

「中学校で保健室登校が許されていたから我がチャレンジ校でも許されると思っていたら大間違いです。きちんと教室で授業を受けない限り単位を認めません

「必ず出席し、毎日学校で授業を受けます。中学校不登校だった人も他の学習支援教室に行っていたから出席と見做されていたとか、家で宿題をやって提出していたから大丈夫などという特別扱いは一切ありませんそういう方は最初からサポート校(通信制)高校に行くことをお勧めします

「わが校は単位制です。一人一人全員受ける授業内容が違います。自分自身で組み立てて自分自身で設計して自分自身で学習していってください。相談室や心理の先生等は常駐していますが、全て予約制です。生徒自身が予約して自分自身でサポートを選び自らを支えるシステムです。それが出来ない方は受験しないで下さい。ここまで言っても我が高校に入り、体質が合わずに結局サポート校に行く人がいます。自分の人生は自分自身で考え、自らの責任で決めてください

 

まあ当たり前の事しか言ってないんですけどね。

事実LD系男子は「お母さんが何時も言ってる事より優しいから大丈夫」って言ってました。

いつも私はどんな鬼畜なのだと思ったら、事あるごとに私が「18歳になったら家を出て自立しろ」というのがどうにもできそうにない、無理だ、お母さんの経済観念はどうなってるんだということだそうです。私も旦那(夫)も18歳で家を独立し、その後普通に家庭を築いて問題なく生きて来たタイプだから良く判らないんですよ。そもそもお前は実家が東京なんだから私や旦那の地方都市から出て来た18歳より条件相当いい筈なんだがw なんでそんなに悲観的なのか? とぼやいたら、知人の漫画家が「私も18歳で上京して生きてきたくちだけど、昔の情勢と現在の情勢は違うでしょう。物価も、景気も全部違う。あの当時はなんとかなるって感じがあったけど、今は絶望しかないじゃない」と不穏な事を言われました。私も彼女も旦那も、バブル崩壊した後に就職世代だから第一次就職氷河期世代だったんですけどね。今はそれより悲惨ってことなのかな。よくわかんないけど。

 

ちなみに次男にも18歳になったら独立しなさいって言ってるんだけど、こっちは

「タダで家にいて世話して貰えるなんて家から出る訳ないじゃん。お母さんの評価点は僕の中で高いんだよ、これでも。何しろタダで色々してくれるからね。勿論上から目線だよ」ってスラァっと滑らかに言われました。 どんなに手こずってるか判りますかこの子で

 

最近五時間以上、家に帰ってきてもずっとゲームゲームゲーム三昧、もはや廃人なのではないのかと思い、兎に角テスト隠すんでどんだけ悪い点数になってんのかと罵って隠してあるテストズバアってランドセルから抜いたら

理科百点 社会百点 で こんなの馬鹿でも百点取れるって 続きを見たら 算数95点(また単位ミス)国語98点(漢字一文字間違い)だったっていう。

私「あはははははは!!!」(←笑うしかない)

次男「あははははははは!」(←笑ってたw)

 閑話休題。

 

 でその後なんか叱りようがなくてそのままになっちゃったけどさ、うちの方針としてやることやってれば別にゲームやっててもいいんだよ、やることやってれば、って信念なんでこれだと怒れないんだよね。全部百点取れって言うのもなんか違うしさ。別に全部百点取れとはそもそも望んでないんですよ。大体気持ち80点以上かな。まあこれはLD系男子長男の時に、何もしなくても小学校のテストは80点以上取れるように作成されてる(文部科学省に?)って言われてそうだよなって思ったんです。8割出来れば充分と国が定めてる。がりごり勉強しなくてもある程度8割は判るように作られてるってのは本当だと思う。そんな毎日子供達に難の余裕もなく詰め込んでる勉強のノルマの方が怖くない? ある程度普通の子(平均値の極普通の小5)なら無理しない手も80点は取れるぐらいのことしかやってないし、授業ちゃんと受けてれば別に予習も復習もいらないんだと思うんです。私も小学校の時なんかそんなに勉強した覚えがないもの。で、それをうちの次男は満たしちゃってる訳よ。別に家でがりごり勉強しなくてもあほみたいにゲームしまくってても、テストで結果が出てるんだもの、理解してるんだなって。社会も理科も学校で先生の言う事ちゃんと授業で聞いてるんだと、聞いてるんだなーとしか思えないわけよね。私が教えてないし、最近全く通信教育もやってなくてだから学校で先生が教えてくれる知識だけでこれなんだろうなと。まあ田中先生(仮)が凄くいいい先生で、子供たちに大人気で、小4まで理科も社会も全く出来なかったのに小5で余計にちゃらんぽらんそうなのにできるようになってるのは田中先生(仮)が物凄く子供たちをやる気にさせるのが上手いからなんだと思う。まあ次男は学ばせるのが楽な子だと思うけど。なんかちょっとおだてると勉強しまくっちゃう子なんだよね(笑)刺激がよくわかんないんだけど、隣に私が座ってるとか、先生がさらっと褒めるとかのミリ刺激でがーっとやる気出すところがあるんですよ。まあそれで、夏休み前に社会がつまんなそうだったから自分がこういう感じなんだよって少し誘導してみたんですよ。そしたら一気に社会大好きになって、今凄いんですよ、褒めてやってください! って田中先生(仮)言ってたけどさ、なんか神神ゴッド次男って自分で言うようになっててこれ以上褒めたらヤバそうだったんで褒めなかったんだよね。

 

 

 まあそんなでうちは受験する公立高校が決まり、滑り止めも決まりました。(笑)

実質公立チャレンジ校一択ですが、去年通級組が30人受けて17人落ちた事実があるのでうちのLD系男子もかなりギリギリな感じがします。
情緒や考えてる事なんかは全然心配してないんですけど、多分面接は問題ないんですよ。そこは腐っても芸能人なので、むしろずっと劇団で訓練してきた部分だから問題ない。そう、問題はうちがLDってことですよ。ひらがなすら書けなかった小5男子が、必死こいて書き写すだけなら出来るようになったのが今現在中三なわけです。というか作文、小論文ってLDの子には超鬼門なんですよ。一番やばいとこじゃんかっていう。
LDお断りって言ってるぐらいの厳しい条件ですよ。だったらマークシート方式の(共通一次)問題にしてくれたらいいのに。これならうちのLD系男子結構いい線行くんだよね。いやマジで。車の免許もさ、このマークシート方式ってところに一縷の望みを抱いてるのよ。出力が奇怪しいだけで、どうやら入力はさほど問題がないタイプのLDだから、マークシート方式みたいな選択問題は、塗りつぶしたり●したりするだけじゃん、これならLDでも問題ないんだよ、ひゃっほう。
 
そううちは今現在は読み障害は緩和して 読み書き障害ではなく、概ね書き障害に重点を置いて療育してます。読みはなんとかなりつつあるんですが書けないっていうのがもうどうにもならない感じなんです。読めるんだけど書けねえってのがもう私がこれは一生解消できないエラーなのでは、と諦め気味なんですよね。 だからこの書けないを現在、スマホやパソコンでキーボードで入力して、それを書き写すってのでなんとかしてるんです。通級でやってるのがそれで、通級では一度ノートパソコンで自分の意見を書き出す、それを出力したものを、書き写す、でクリアしてるんです。
努力するところ間違っちゃいけないってこういうことですよ。この子にとっては多分ですけど、私が小論文を短編漫画形式で描け、漫画の形態での論文しか受け付けないって言われてるぐらい困難な事なんだと思います。
 
漫画描くの教えてあげるよって知人の漫画家に言われたけど、「小説書けるから結構です」って真顔で断ったのを思い出しました。
小説書く人は漫画描けないから書いてるって思われがちなんですけど、私は小説書きたいから書いてて漫画は別に描きたくないです。脳内映像複写機なら欲しいけど。
努力したくないっていうのもあるけど、というか多分努力しても描けないと思うんだよね。トレースなら出来るだろうけど、漫画をトレースするのだってしんどいよ。むしろトレースでも無理なのではって思うレベルの漫画しか最近読んでない気がする。
 
そして私がこの論文漫画形式でしか受け付けないよ。トレースしていいから漫画で提出しろ、簡単でしょ? って言われてる状態、これがLDが、文字を書き、それで日々学校の提出物を提出してる過程ってことなんだろうと思います。
 
 
 チャレンジ校というのがなんなのか、多少なりとも伝わったでしょうか。
あそこは、中学校迄で埋もれていた将来ちゃんと働く大人になれるだろう人材を発掘し育てるための学校で、発達障碍者の我儘や弱点をフォローしてくれる学校などではありません。
 
むしろ発達障害であることに甘えず、くじけず、自分の将来を見据えその目標を達成する、叶えるために努力を出来る人、未来をちゃんと自分自身で考え進んで行ける子のみを抽出し、選別して迎え入れる学校です。
 
 参考になれば幸いです。