高校3年の娘が大学受験に必要な
証明写真を撮ることになりました
ナチュラルメイクをして
鏡の前で少しだけ笑顔になる練習をして
出来るだけ印象よく撮れるように頑張って
写真館へ行ったけれど
カメラマンの「もうちょっと笑ってー」
という一言に
「気を付けていた顔の角度とか
目の大きさとか 眉の位置とか
ぜーんぶ台無しになっちゃった」と娘
自分の写真にげんなりしている様子
写真を見たら 普段の娘まんまの写真
「変じゃないし よく撮れていると思うよ」と
言っても 娘の”私はかわいくない”
という思いが強まるだけでした
娘は思春期に入る頃から 自己肯定感も低く
自分は可愛くないとずっーと思っています
この気持ち 実は私もよく理解できて
私も”私は可愛くない”を思春期から
ずーっと抱えてきた筋金入りの
自己肯定感の低い人間でした
そして私の自己肯定感の低さが
子供に影響した結果が
娘の自己肯定感の低さに表れています
そして 今回
娘が自分をなぐさめるためにとった方法が
ブサイクにするアプリでした
写真加工で綺麗に見せるアプリの反対で
写真をブサイクに加工できるアプリ
ブサイクに加工した写真を
まず眺めてから
元の自分の顔をみると
可愛く見える(マシに見える)と
言うのです
親としては そこまでして!と思います
でも
そこまでしても”私は可愛くない”を
感じたくない娘の気持ちを思うと
切なくなります
”私は可愛くない”と思って悲しい
という感情を 少しでも軽くしたいと
思っているのでしょう
今の娘にどんなに親が”可愛いよ”
と言ったとしても受けいれられません
そう思うんだね
とただ気持ちに寄り添うことが
親として唯一できることなのかなと
思いました
証明写真にはもちろん加工前を使います