片づけをしていて目にとまった
息子が小学校6年生の工作作品
学校の授業で作った紙粘土の作品でした
”将来なりたい自分”という題材だったような・・・
息子は白衣を着て診察している
”お医者さん”を作っていました
白い紙粘土の上から白衣の部分は白を塗って
ズボンの部分は昔から彼が大好きな色
エメラルドグリーン
家に作品を持ち帰った6年生の時は
お医者さんになりたいの? と聞いたら
うん まぁね と答えていた息子
不登校になってからも なぜか
ずっとリビングに飾っていました
中学卒業して 生き生きしてきた頃
この作品 もう片付けようか?と聞いたら
うん でもなんでお医者さんにしたのかな
と 当時の自分がなぜお医者さんにしたのか
思い出せない様子
そうなの 覚えてないんだねー
うーん でもなぜかお医者さんに
した方がいいと思ったんだよね
息子 6年生の時はどこまでも私の期待に
こたえようとしていたんですね
わたしがお医者さんになれ~~と
(しっかり勉強して立派な人間になれ~みたいな)
思いを飛ばしまくっていたに違いありません
私は一言も言葉にしてはいなかったけれど
息子に過度な期待をする意識は
飛んでいたという証拠の作品
そして なぜか片づけられなかったのは
息子への執着が緩んでなかったから
かもしれません
私の意識が変わって 今
息子の大好きな色を使って作った
懐かしい思い出の作品となりました
息子の将来
まだ何も決まっていないけれど
自分らしく生きていくだろうと
期待も心配もない
安心な感覚に変わっています