二階の一部屋には何もない。

踊れるよ。
踊れないけど。


私が選んだ病院は、大病院ではなかった。
家から近い総合病院。

自分でしこりを発見してから、数日後
今も主治医である、T先生と出会う。
乳腺科の名医である。


わたしは何故か、ガンである確信があった。100%


いろいろ検査したあと、先生が言われた。



「心は大丈夫ですか?

まだ100%とは言えないが、、、

わたしはあなたを、家族と思って治療します!


そして、辛い時は辛いと言っていい

痛い時は、痛いと言いなさい。」




100%でも、50%でも、何でもいい
わたしは、こんな慈悲のある方に診てもらえる。


怖く、不安だらけの場所で

ゴツくて、少し怖そうな先生が、
神様に見えた。


その時、わたしは大丈夫!と
また確信を持った。


こんな神様みたいな先生に
出会う事が出来たのだから


それからもその先生は、
今でも変わる事なく、大きな愛で、
お一人お一人の患者様と
向き合ってらっしゃる。


そう

今この時も。