こんにちは
先日、火ノ鳥さんへ行きました。
はじめの一皿は、上海蟹・アオリ烏賊・足赤海老の紹興酒漬けの生春巻きです。ムッチリした皮に、妙味のある具、烏賊の食感も相まって、素敵な一口
前菜の盛り合わせに、何時もワクワクします。
右上から~四川風のおでんは、今回は鶉の玉子・タコ入りのがんもどき・小さな原木椎茸です。
鱶鰭の冷製と数の子~これは一口で食べては勿体無かった!
ひたひたと旨味を湛えた鱶鰭とプチプチの数の子の食感。酒呑み大喜び(;´∀`)
猪のベーコンは熟成されていて、実にしぶといお味。
牛のハチノス・牛タンの四川風の和え物~柔らかで、辛味は穏やかです。
河内鴨と厚揚げを使った長州風の煮物
細切りの押し豆腐の上海蟹のチリソースがけも好相性
風干しにした鰤を北京風の味噌で和えたもの~潤と味噌味を吸っていて、まるで何か熟した果物のようでした。
今の時期だけの黄金皮蛋と、黄金皮蛋のソース。
海老芋を北京風のマッシュポテトにしたものが敷いてありました。
点心一品目は、猪を使った焼売。
鮮やかな辛味!と思って訊いてみたら、生の粒胡椒が入っていました。
二口目は、具がゴロゴロ入っている辣油で味変しました。
金目鯛を使った焼き饅頭には茗荷と大根のタレ。ふっくらと豊か。
青鮫の胸鰭・モウカ鮫の縁側・干物の魚の浮き袋・干しツブ貝・塩漬けの豚肉を使った蒸しスープです。
これらの素材から、良いところばかり取り出したスープです
黄金軍鶏の手羽先の、広東省客家風の岩塩焼きです。
手羽先の中骨を抜いて、大和肉鶏のミンチを詰めて、高温の岩塩に埋めて焼き上げたそうです。
立派なサイズの黄金軍鶏は、皮がパリパリに焼けていて、中のミンチも良いお味❣
香味野菜のソースをたっぷりと添えて味わいました。
スペアリブの黒酢の酢豚です。やめられない止まらない(´∀`; )
宮崎牛のバラ肉と、エリンギの酢辛味煮込みです。
お酢の風味と唐辛子の辛味が絶妙です
香港風の雲吞麺です。
雲吞は、しっかりした具の食感。
勿論塩味のスープも美味
辛い長州風の辣油で、更に味に厚味が出ました。
至高の鱶鰭土鍋ご飯です。
これを食べなければ、火ノ鳥さんは語れません。
トロリとした鱶鰭と米粒に、火ノ鳥さんのエッセンスが詰まっています
デザートは柚子を使った中国の蒸しカステラと、ヴァニラ風味の杏仁豆腐でした。
益々予約が取れなくなっている火ノ鳥さんですが、これから先も、まだまだ井上シェフの御料理を味わいたいものです。