相当昔の話になりますが、私が初めてローマでゴミ収集の場面を見た時は衝撃を受けました
まず方法も然ることながら、騒音が凄い
その当時、私はローマに半年の短期留学をしてたんですが、住んでた家の目の前にゴミ置き場があって、夜中3時とか早朝にかけて収集に来るので毎回その音で目を覚ますという最悪な環境でした
そんな凄い騒音がするなら人々が寝てる時間は避けて欲しいものですが、そんな事おかまいなし
まあ常に渋滞がすごいローマではそれを避ける為には道路が空いてる時間帯を狙うしかないのかもしれませんが。。。
さてローマのゴミ置き場はこんな感じ
日本と同じように生ゴミ、紙、プラスチック、ビン、缶など分別して捨てるようになっています
ルールを守らない人が多いので、実際に分別して捨ててるかは別の話ですが
今回は一番右にある緑色のゴミ箱の収集現場を写真におさめてみました。
これはビンを捨てる専用のゴミ箱ですトラックの運転席の後ろに小さなクレーン車が付いていて、運転手さんがそこへ移動してこのクレーン車を操作します
ゴミ箱を持ち上げ、底がパカッと開いて中身を捨てるという方法荷台に既に回収してきたビンがあって、その上からビンを高い位置から落とすのでその時の騒音といったら
物凄いことになります
この日の収集時間は朝9時ちょっと前でした。さすがに夜中は避けてるんでしょうかね
ちなみにこの写真はベランダから撮ったのでこのゴミ箱は家の目の前にあるんですが、窓を二重窓に新調してからは騒音はほとんど聞こえないので助かります
窓が開いていようものならマジでうるさいです
そもそもの話なんですが、イタリアってビンの消費が物凄く多いんですよね
イタリアを代表するワイン、オリーブオイルはもちろんビンだし、パッサータというトマトを裏ごした物もなぜかほぼビンで売られてます
私達はミネストローネ1週間分を作る時は丸々1本消費するので他の家もと考えるとこれだけですごい量になりそう
全然エコじゃない国、イタリア話は戻りまして、この緑のゴミ箱以外の収集方法なんですが、クレーン車方式ではないものの、こちらも専用のトラックで箱自体を持ち上げてひっくり返して捨てる方式でこれもなかなか豪快です
他の国はどうか分かりませんが、日本みたいに人が手で集めるというほうがもしかしたらレアなのかも
ちなみに義両親の別荘がある町は各自の家の前にゴミを出すという方式なので小さい町ではまたルールも違うのでしょうが。
今ではもう慣れましたが、最初にこの収集方法を見た時の驚きは今となっては懐かしい思い出です
Ciao