ローマで少し前に始まってずっと気になっていた浮世絵の展覧会に行ってきました
ローマ博物館というナヴォーナ広場に隣接した博物館で開催されています
ナヴォーナ広場
10時半位に行ったのでこれぐらいの人の多さですが、博物館を出た12時半過ぎには人の多さが半端ない事になっていました
建物の中に入ると素敵な階段
2階に上がって鑑賞スタート
こういうグループ見学が1組だけいたけど、それ以外はチラホラしか人がおらず落ちつて鑑賞出来ました
ただ時間を追うごとに人がどんどん増えていくので鑑賞希望の方は絶対に午前中の早い時間帯がお薦めです
一番有名と言ってもいい葛飾北斎はもちろんありました
富嶽三十六景の一部が何点かありました。
これも
写真うつりがあまり良くないんですが、なぜなら館内が異様に暗いので
光が浮世絵には良くないのかもしれませんが、それにしても暗かった
そして歌川広重の六十余州名所図会の一部も
鳴門海峡
岩国の錦帯橋
色使いが鮮やかでとっても綺麗
こちらも歌川広重の名所江戸百景
雷門
冬というのがまた乙ですね〜
日本橋
こんなだったんだー
富士山も綺麗に見えたんでしょうね
そして写楽もありました
これは写楽じゃないけど市川團十郎を描いた物
現在の市川團十郎は13代目だけど、こちらは7代目。歴史を感じます
こういう何気ない日常を描いた物が多いのも浮世絵よ良いところですよね。
江戸時代の生活を垣間見れてとても興味深かったです
ここではほんの一部しか紹介できませんが、実際はかなり広くて展示数も相当あるのでじっくり見ると余裕で2時間はかかります
でも見応えたっぷりで満足感はかなり高かったので行ってみて良かったですイタリアに住んでてこれだけの数の浮世絵を見られる事は早々ないと思うので興味がある方には本当にお薦めです
そして展覧会の後にあるショップで浮世絵とは全く関係ない物を買いました
私が尊敬する栗原はるみさんの料理本
海外用に書かれたレシピだと思うので比較的イタリアでも簡単に手に入る材料が使われてるのがありがたい
そして何よりもまるちゃんがこれを読んで何か作る気になってくれることを期待しております
結局、花より団子というオチです
Ciao
