昨日の続きです
この日の最終目的地はCaiazzo (カイアッツォ)という人口5,000人程の小さな街です。ローマからは車で2時間ちょっと。
特に観光する場所も無いような本当に小さな街なんですが、そこへ世界中から人が集まります。
美味しいピザを食べる為だけに
この街で生まれ育ったフランコ・ぺぺさんという方が2012年に開いたPepe in grani (ペペ・イン・グラーニ)というピッツェリアが過去2回世界一のピザに選ばれたこともあり一躍有名になりました
そのピザを求めて世界中から人が集まります
Netflixのシェフズテーブルでも紹介されているのでその影響も大きいかと思います。
私がこのピッツェリアを知ったのは2年位前なんですがコロナ禍ではなかなか行くことができなくて、今回やっと念願を果たせました
予約をしたのが1ヶ月前なんですが、その時点で良い時間帯の予約は埋まってて18:30か22:00という選択肢しかなく22:00はさすがに遅すぎるので18:30にした私達。
それが昨日書いたお昼ご飯を抜きにしたかった理由です
さてさてやっと念願のお店へ
こんな狭い路地に長蛇の列予約無しに来る人もいるっぽい。
上に乗ってるのはモルタデッラとリコッタチーズ、そしてピスタチオとレモンの皮
何がビックリって揚げてるのに生地がめっちゃ軽い
油を吸い込まない生地を編み出したとNetflixで言ってたけど、その通り中はフワフワで外側だけがカリッとしてて重さがゼロ
そしてワインを頼んでからメインのピザへ
こちらがこのお店で一番有名なピザです
なぜ「間違った」というのかというと、普通のマルゲリータはトマトソースがベースでその上にモッツァレラチーズを乗せて焼きますよね。一方でこのピザはモッツァレラチーズをベースにして焼いてから上にフレッシュなトマトソースを乗せてます
フランコさんには地元の食材を使いたいというこだわりがあって、このトマトも地元の農家さんの物らしく、生で食べたほうが美味しいトマトなのでそれを生かしたくて思いついたピザだそうです
このトマトソースが美味しかった〜
もちろん生地も完璧でした
そしてフランコさんは必ず全てのテーブルを回ってお客さんとお喋りします。
とても気さくな方で私達も楽しくお喋りさせてもらいました
そして2枚目のピザ
玉ねぎソースとモッツァレラチーズとツナとセロリが乗ったピザ
玉ねぎソースが絶品だったのと上にかかってるオリーブオイルの風味がめちゃくちゃ良かった
そしてお腹いっぱいながらも外せないデザートのピザ
黒いものはなんとオリーブです
これも美味しかったなー
そしてこんな有名店だけど値段がバカ高いなんてことはなく、2人で80ユーロちょっとでした(サービス料15%込みで)
そして予約がいっぱいだからって急かされる事もなく18:30に入店してお店を後にしたのが21:00とゆっくり食事出来ました
全てにおいて大満足
そして部屋に戻るにはまだ早かったので近くのお店で一杯
美味しかったピザの余韻にひたりながら楽しい夜を過ごしました
そして翌日は別の目的地へ
Ciao