平成30年1月26日(金)に

第21回つくば国際大学理学療法学科卒後研修会が行われました。

 

講師は、永井 智 先生 で、

テーマは 「 運動器障害の疼痛 」 でした。

 

 

運動器障害の “疼痛” とはなにか、

発生機序から脳領域の関わりなどについてご講義いただきました。

 

 

【ポイント】

* 痛覚受容器はない

* 侵害受容器は恐怖・脅威を感じる受容器

* 痛みは組織の出力ではなく、中枢神経系に起因する

* 痛みは正の相関ではない(入力≠出力)

* 痛みは多重相システムである

 

なにが侵害刺激となっているのか、痛みの原因を“評価”するとともに、

疼痛によって生じた身体変化(姿勢異常・筋活動のエラー)に対し

セルフエクササイズによって脳の誤解を修正していくことが重要とのことです。

 

 

平成30年5月25日(金)・26日(土)に開催される

第53回日本理学療法学術研修大会 in 茨城 にて、

「有痛性障害に対する効果的なセルフエクササイズ」 というタイトルで、

評価からセルフエクササイズの方法など、より発展的な講義をきくことができます。

興味のある方はぜひご参加ください!

https://convention.japanpt.or.jp/nichiken/53/index.html

 

 

以上、第21回研修会の報告でした。

 

 

次回は、平成 30年 3月 9日(金) 19:30~21:00 の開催となります。

内容は、高尾敏文先生による「 根拠をもって患者を診る~脳卒中の理学療法を中心に~ 」です。

 

皆様の参加をお待ちしております!

 

卒後研修会は21回目の開催です。

ぜひご参加ください!


日時: 平成 30年 1月 26日 (金曜日)  19時30分~20時50分
場所: つくば国際大学第2キャンパス B103
参加費: 500円


テーマ: 「 運動器疾患の疼痛 」

つくば国際大学 医療保健学部 理学療法学科  永井 智 先生

 

 

なお、参加はつくば国際大学の卒業生のみに限定されます。


参加の可否につきましては、
入力フォームまたはメールにて、 1月22日(月)まで にご連絡ください。

(当日参加も可能です。予定が分かり次第ご連絡ください。)
 

 

●今後の予定●

・ 平成 30年 3月 9日 (金)

  高尾 敏文先生 「中枢疾患について (仮)」

 

平成29年11月11日(土)に

第20回つくば国際大学理学療法学科卒後研修会が行われました。

 

今回は初めての土曜開催で、学園祭と同日開催ということもあり、

普段は参加できない卒業生や多くの学生・一般の方にもご参加いただきました。

 

 

第一部の講師は 1~3期生はご存知、

埼玉医科大学の大久保雄 先生 で、

テーマは 「 体幹筋機能と運動療法への応用 」 でした。

 

 

体幹筋の基礎的な知識から実践的なトレーニング方法やその効果など、

臨床で何気なく行っているトレーニングが

効果的な方法なのかを考えさせられる講義でした。

 

一部ご紹介いたします。

 

 

◆主に 地面に面している側の体幹筋群 が活動する

 

◆正しいDraw-in 指導できていますか?

 

 

◆Hand-Knee : 下肢を挙げた側と同側 の多裂筋が活動する

 

 

◆大腰筋は 股関節深屈曲位 で作用する

 

 

理学療法 34巻10号 「コアスタビリティトレーニングの筋電図学的特性」 で、

対象となる筋肉と推奨されるコアスタビリティトレーニング等が掲載されています。

興味のある方は読んでみてください!

 

 

 

 

第二部は「臨床実習指導について」のグループワークを行いました。

 

まず、

①学生の人格否定 ②学生の孤立化 ③パワハラ 

④国語力の指導 ⑤過剰な量の課題

についての動画(静岡県教育管理専門部会作成DVD)を視聴しました。

その後、評価実習を控えた学生から率直なコメントをもらい、

その意見も踏まえてグループで話し合いました。

 

 

PT1年目から7年目までの卒業生が集まり、

色んな立場からの活発な意見交換が行われました。

 

 

一部ではありますが話し合った内容を掲載しますので、

これらの意見を実習指導に少しでも活かしてもらえればと思います。

 

①学生の人格否定

【指導者】

・できることは褒める、できないことと区別する

・良い所も探す、具体的な改善策を出してあげる

・話しかけていいタイミングを伝える

【学生ができること】

・第一印象(服装・挨拶・髪型・態度)や社会人としてのルール(時間・規則)

・話し方・言葉遣い(スタッフ・患者・家族)

・自分が患者の立場になった時のことを考える

 

②学生の孤立化

【指導者】

・学生が質問できるきっかけを作る(例:デイリーノートを使用)

・声かけ、ある程度の距離感は持ちつつ世間話など

・周りのセラピストもフォローする、相談役を用意する

 

③パワハラ

【指導者】

・一緒に考えてくれる相談しやすい関係を作る

 (突き放すのではなく共感する)

・先に良い所をほめて、足りないところを指摘する

・話せる場・時間を作る

【学生ができること】

・積極性、意思表示をしっかりする(伝わっているのかが分からないため)

・礼儀・言葉遣い

 

④国語力の指導

【指導者】

・社会人としてある程度の知識や要約力は必要

 (カルテ、サマリー、他職種・患者様やその家族との会話)

【学生ができること】

・実習前に先輩のレポートを参考に見ておく

 

⑤過剰な量の課題

【学生ができること】

・事前準備(評価表の作成や資料のまとめ等)をしておく

・社会人としての姿勢、報連相

・自分の能力を伝える(指導者に相談する)

 

 

 

学生時代の苦労や自らの実習指導を振り返るとても良い機会となりました。

また、一人で抱え込まず、

周りのスタッフや大学に相談することも重要だと実感しました。

 

 

以上、第20回研修会の報告でした。

 

 

次回は、平成 30年 1月 26日(金) 19:30~21:00 の開催となります。

内容は、永井 智 先生による「 運動器疾患の疼痛 」です。

 

皆様の参加をお待ちしております!