“FANTASIA(ファンタジア)” -437ページ目

省略

日本語は、省略の歴史だと思います。

現代になって、これは意味が違う!といわれているものの中には、

省略されてしまった言葉があるせいで、現在の形となっているものが

多くあるように思います。



それは、日本人らしい 謙虚さだったり、思いやりだったりして

当たり前すぎる言葉を省略しただけだったり。



同じようなことが、普段のコミュニケーションの中でも起こります。


ですが、

書き連ねていない言葉は、

空中に放った言葉たちは、

省略されたことを伝えるには、儚すぎるので

足りない言葉は、足りないままに相手へと届いてしまいます。



省略することで、わびさびを形作ってきた、日本語ですが

自分以外の人には、しっかり伝えないと、伝え切れません。



これからは、

言葉を省略せずに、丁寧に伝えてみませんか?



「思っていても、口に出さないのは、思っていないのと同じ」



私の信条。