毎日が淡々と過ぎていく
仕事に疲れ
家に帰って疲れを取り
また翌日仕事に向かう
ただそれだけ。
きっとこのまま歳とるんだろうな。
私は、そんな事を考えながら
電車に乗り込んだ。
シャラシャラ
なんだろう?
いい音。。。
シャラシャラ
ふと隣を見ると
同じくらいの歳の男性がいて
本を読んでいる。
その彼の
膝に置いたバッグに鈴がついていた。
水琴鈴だ。
いい音。。
金色の紐がリボンになってる。
なんか、可愛い。
そう思って見ていたら男性がこっちを見た。
「あっ。
あの。鈴、、可愛いですね。リボンとかも。」
つい
気まずくて
とっさにそう話しかけていた。
恥ずかしそうに笑いながら男性は
「ああ、リボン。。というより蝶結び?お祝いの袋にある蝶結び。引っ張ると結びがとけて、何度でも結べるから、何度もお祝い事がありますように。って意味で作ったって。奴が言ってたんだよなあ。」
「奴?彼女。。。かな?」
「あはは。母だよ。母からもらったんだ。彼女はいないからなあ。。彼女には、奴って言わないな。俺でも。」
そう言って笑う彼につられて
思いっきり私も笑ってしまった。
あ!
降りる駅だ。
慌てて席を立とうとすると
彼が
鈴を急いでバッグから外すと
「あげるよ」
と
すっと
手に近づけたから
反射的に受け取ってしまった。
なんかうれしい。
「良いんですか?ありがとうございます!」
そう言ったら
ドアが締まりかけたので急いで降りた。
ガラス越しの彼は
もう
本を読んでいた。
明日も電車にいるかな?
もし
また会えたら
もっと話がしてみたいな。
さがしてみよう。
お礼がしたい。
なんだか
明日から
楽しく過ごせる気がする。
終わり
という感じに
息子に彼女が出来るといいなあ
そんな母の妄想で。
息子に鈴をプレゼントしてみようかな
(たぶんイラナイ言われるね)
というか息子。。。
車通勤でした!
アッ
チャメ〜!🤣
