この頃のぱぱ | 毎日の食事と夫の介護

毎日の食事と夫の介護

日々いろんなことがあり
へこむことが多いけど
頑張るしかない現状を綴っています

少しずつ声が出ています。

完全に聞き取れることはまだあまりないけどね。

 

ぱぱの回復に伴い、懸念していた問題。

 

それはぱぱの性格。

 

ここ数日、食事をとろうとしなかったり

リハビリを拒否したり

看護師さんたちが体に触れようとすると手を振り回す

 

昨日は朝から保険の仕事で片道1時間少しかかるところへ行っていたまま

仕事を終えて家に帰り、お昼ごはんに鰯のぬか炊きをもって病院に行き

お昼に保険の仕事でお約束があるので行ってきますと病院を後にした。

午後からのお仕事を終え、高速道路を使って14時過ぎに病院に戻る。

 

午後のリハビリに付き添おうと思って

 

午後のリハビリが終わり、家に帰って父の夕飯の準備。

その後スーパーでぱぱの好きそうな飲み物を買い再び病院へ。

 

お夕飯の介助をしようと思って。

 

お夕飯が届き、エプロンを付けようとしたら怒り出す。

 

自分の置かれている現状に気持ちがついていけないんだね。

 

こぼすからエプロン

自分で食べられないから介助

まだしっかり食べれないから口から食べ物も飲み物もこぼれ落ちる

一人で体を起こすこともできない

一生懸命言葉を話そうにもできない、伝わらない。

 

自暴自棄になっています。

 

昨日はお夕飯も薬も拒否。

 

言葉にならないながらも怒りと悲しみの感情をぶつけて来たぱぱ。

 

ままはぱぱに伝えました。

 

ままは絶対にぱぱを家に帰らせる。

確かに仕事ばかりの生活になるけどこれはぱぱを支えていくうえで必要不可欠なこと。

ままは絶望していないんだよ。

今は確かにもどかしいし、絶望を感じているかもしれないけど

入院して4か月…

鼻腔チューブが抜けるまで3か月以上かかったんだよ。

そうして、抜けてから1月たたないのに、こんなに声が出るようになった。

こんなに意思表示をはっきりするようになった。

ほら、どんどん回復しているのよ。

 

ままは何一つ諦めていない。

諦める気はない。

ままを信じて、これからのままを見守りながら支えて欲しいんだよ。

 

食事は食べたくなければ食べなくていい。

薬も飲まなくていい。

ただ水分だけは取ってね。

脱水症になるとぱぱが辛いから。

 

ぱぱの心に寄り添いながらぱぱを諭し、支えていくことの難しさ…

 

でも寄り添おう。

30年近く寄り添って来たぱぱのために

自分のためにぱぱに寄り添おう。