火曜日、水曜日とお婿君が年休を使って来てくれました。
ぱぱと娘に寄り添ってあげてというままのお願いをわかってくれたお婿君。
ぱぱにも会いに行ってくれて、ままの仕事もわからないところを教えてくれました。
娘のいないところでお婿君に伝えたこと。
ぱぱは障碍者となる。
これは間違いのないこと。
そんなぱぱを抱え、ままは朝仕事に出てから夜帰るまで、帰ってからも二つの仕事の両立のため、休みなく働く人生を選んだこと。
経済を安定させることで娘の不安と私たちの人生の不安を解消することが一番だと考えるから。
特にお婿君には何をしてほしいというわけではない。
ただ、こんな人生を送ることになった私たちに、家族として心を寄せてほしいだけだと。
まだまだ25歳のお婿君。
その若さでこんなことを言うのは酷なのかもしれない。
でもね、このことの大切さを知ることがこれからのお婿君の男としての人生に大きな糧となると思うのよ。
お婿君は真面目な顔で頷いてくれた。
娘の選んだ人。
その人を大切にし、信じ、成長させていくのもこれからのままの役目です。