夏休みが始まって間もなくのこと。


羽田空港へ校外学習の下見に行ってきた。
通称、ビッグバードと呼ばれているだけあって、広い。





ポケモンジェットはあるかしら?
どこで、子どもたちにお弁当を食べさせようかな?
どこを見学させようか?
お土産を買うのはOKにしようか?


先生たちの色々な意見が飛び交う。
夏休みで子どもから、解放された先生たちは、心なしか優しい。

いつものピリピリムードとは違い、笑って冗談も受け入れている。

「ゆとり教育」が見直されている。
新学習指導要領にも扱うべき内容が増えた。
各自治体も土曜日に授業を行ったり、早く新学期を始めたりすりなど、授業時数確保に必死だ。

時数は増えるが、教員の「ゆとり」は少なくなる一方だ。


せめて夏休みぐらい
先生たちも
心のつばさを広げないとね。

穏やかに前向きに。
某電力会社の社員が、自ら配線を切断し、停電をおこした事件があった。

偽計業務妨害の理由は、
「仕事が忙しすぎてこのままでは、忙殺されてしまう。停電になれば、人員を増やしてもらえると思った」
である。

業務妨害は許せないが、「忙殺だった」彼の気持ちには、少し共感がもてる。


あまりにも多忙すぎたので、
始発にのり最終退勤になり…を毎日続けた。
学校が嫌なわけでもない
保護者が嫌なわけでもない 
相談にのってくれる人も
応援してくれる人も沢山いる。
環境が良いからといって、仕事が減るわけでもない。 


そんなある日、何を食べても、何の味も感じなくなってしまった。味噌汁も、ご飯も全て無味。

味覚障害とお医者さんに言われた。
ツキコでも、ちゃんと身体に症状が出るのだ…
嬉しいような。
悲しいような。

学校に監査がきた時に、管理職に指導が入った。
「ツキコという教員は、去年は有給休暇を3日しかとっていないし、連日の最終退勤者だし、労働基準法に違反していると…」

うつ病や精神状態が悪い先生を二人かかえているツキコは、もう自分がすり切れるまで働くしかない。

そうやって、わりきって働いていたら少しずつ、味覚が復活してきた。

皮肉にも、忙殺にいたるほど働けば、ストレス知らずのようだ。

味覚の復活とともにブログも復活!

穏やかに前向きに








Android携帯からの投稿

忙しい。
土日出勤。
毎日12時過ぎのシンデレラ。
家でも仕事、削られる睡眠時間。
学校外の引き継いだ重要な仕事。
学校内の公務分掌。
仕事は、どんどんわいてくる。
仕事は、多い少ないではなく軽重。
重くて多い人は、どうなるの…

学校では、こんな思いを感じずに、ひたすら仕事をこなす。
でも、疲れてくると、こんな思いで頭がいっぱいになる。
時には、
アンテナが高い自分が嫌になる。
気がつきすぎる自分も、
こなしてしまう自分も、
「悩みなんてありません」と見えてしまう自分も
「何でもできて当たり前」と思われてしまう自分も
捨てたくなる。


江國香織の《泣く大人》という本に、

忙しいのは仕方がないが、
忙しそうにするのはカッコ悪い。
とあった。

世の中には、私より忙しい人なんてたくさんいる。
私はただ、忙しそうにしているだけなのかもしれない。
そうだとしたら、もっともっと頑張れるはず。
そう、自分に言い聞かせるしかない。