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4/15(日)13年4ヶ月続いていた団体が、終焉を迎えた。
ガッツワールドプロレスリング
多分、多くの方は知らない団体だと思う。

学生プロレスから始まった、プロレスが好きで好きすぎるプロレス馬鹿が作った団体。
最初の頃、いやつい最近まで唯一の専門誌にも取り上げられないくらいの、弱小団体。
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それでも、後楽園ホール大会を開催出来る位までお客さんをつけてきた。
そして、最後のこの日も新宿FACEを超満員札止めにしてみせた!
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試合内容はいたってシンプル。
言ってしまえば、オールドファッションなプロレス。
それでも、この団体の所属は元より、このリングに上がり続けた選手達は観客達に新しい刺激を与え続けて来てくれた。
温故知新なのかもしれない。最近のプロレスしか知らない人には退屈なのかもしれない。
いや!そうじゃない、若いファンも沢山ついて来ている。
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懐かしのIWAの試合もあった。
彼らもこのリングでしか出来ない自由さを楽しんでいたように思える。
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タッグチャンピオンシップも、若手の中に混じってお手本のようなプロレスをみせてくれた、アラケンがいてこその締まり具合。
アラケンはガッツの歴史では、絶対に欠かせない存在だからなぁ!
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セミファイナルは、ミスター雁之助の引退試合。
対角線に立つのは、藤波&ヒロ斎藤の元新日組。
この試合は、雁之助が最後の最後で、影山道夫にプレゼントした試合かもしれない。
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何だかんだと言いながら、遂に迎えたメインイベント。
GWCチャンピオンシップ!どちらが勝ってもベルトは封印。
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創始者!ガッツ石島 vs マスクド・ミステリー

試合は本当にオーソドックスな展開だった。
それが逆にこの団体の武骨さを現しているような気がしながら、終わって欲しく無い気持ちで見ていた。
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最後はチャンピオンの防衛でその歴史に幕を下ろした。
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ミスター雁之助の引退もあったけど、ガッツワールドの終焉の潔さがとても素晴らしかった!
プロレス好きの磁場のような空間だった団体。
派手さは無いけど、しっかりとしたプロレスを見せ続けてくれた事に感謝。
団体は無くなったけど、ここで育った選手達にはこれからも本当のプロレスを見せていって欲しいと思います。
{3BC4F1E8-8F38-4EAF-A193-95DEC65A5F9A}最後に、この日1番印象的だったのが、開場をしても黙々とリングで調整をしているアラケンさん。
この方は本当にリアルプロレスラーだと思います。