冬らしい白い曇り空の下、学生時代の友人と、県内の美術館へ。
近づくにつれて屋根の上にかわいいものが乗っかっているのが分かります。
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今回の展示物は『フィンランドのくらしとデザイン』
絵画や家具、ムーミン原画、マリメッコのテキスタイルなどが多数やってきています。
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チケット売り場で並んでいたら1人のご婦人がやってきて『1枚余っているからどうぞ』と私たち鑑賞券を押し付けて去っていかれました。
満足にお礼が言えませんでしたが、見ず知らずの人に1枚1,300円もするチケットを譲ってくださるなんて…ありがたいやら申し訳ないやら。あたたかい気持ちに感謝ですしょぼん私も余った鑑賞券があれば現地で押し付けることにしましょう得意げ
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内容は再現されたムーミンハウスや、油絵、マリメッコの洋服やテキスタイル、北欧家具、雑貨やガラス製品。
とてもハイセンスな空間でしたアップ

ところでフィンランドについて初めて知ったことが多かったです霧

日本よりも小さな国土に540万人が住んでいて、1年に7ヶ月もの間は大地が白い雪に覆われているとか。日照時間も季節で異なるようです。
暗くて長い冬と明るくて短い夏を毎年過ごすフィンランドの人々の季節感は日本の四季の感覚とは全く違うものなんでしょうね。
意外と若い国で、1917年の独立宣言まではスウェーデンによる支配受けていたりロシアによる干渉を受けていたとか。
19世紀後半から20世紀前半は、民族的な目覚めと自立を経験した激動の時代だったみたいです。

ムーミン原画の展示室は特に混んでいました。
幼い頃から何度も目にした有名なシーンのイラストが、作者トーベ・ヤンソンが描いた原画そのままに筆跡・筆圧やインクの乗り方を約数センチの距離で顔を近づけて味わえるということは本当に貴重なことだと思います。

会場出たところに待ち構えている物販コーナーも今回は大賑わいで長蛇の列ができていました。

寒、雪、白。寒い曇の日にぴったりの美術展でした。

その後はバーゲンで人に揉まれて汗をかき、友人も私もブーツを衝動買いし、友人がチェックしていたというハワイアンカフェにてアサイーのスムージーとパンケーキを注文。
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初アサイーです。味と色から、『こりゃ紅芋だな、紅芋はジュースにしても美味いんだな~!紅芋万能!紅芋ばんざーい!ラブラブ!』という結論になっていましたが、帰って調べたら椰子科なんですってね。
フラダンスショーが行われることがあるとのことでしたが遭遇できませんでした。