苦境に立つ楽天 | F社長の『直感力』

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直感力と強運で数々の難局を乗り越えてきた
フェリックス代表・福永正和の波乱万丈ブログ

楽天グループが14日発表した2022年12月期の連結決算(国際会計基準)は最終損益が3728億円の赤字となった。過去最大で4期連続だ。携帯電話事業で基地局などへの巨額の投資が財務を圧迫している。「0円プラン」廃止による契約減も止まらない。財務改善へ他社からの出資受け入れなども検討する。人員や店舗の整理などコスト削減や法人需要の開拓などで収益性の改善を急ぐ。

 

 

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三木谷氏が創業したのが1997年わずか3年で上場して話題を呼びました

 

自分が創業したのが1990年 創業3年の会社に大きく差を付けられたと悔しい思いをした覚えがあります

 

それから楽天さんは楽天市場から金融 不動産 E-コマース事業と倍々ゲームのように業容を拡大されて 弊社とはアリと像の様な差になってしまい 意識もしなくなっていた昨今でしたが

 

三木谷氏が大きな落とし穴にはまってしまいました

 

携帯事業に参入と言う大勝負に打って出て大苦戦しています

 

参入当時から無謀な挑戦と言われていた楽天の携帯事業の参入

 

三木谷氏なりの勝算があったんでしょうが 強引に推し進めたうえで この様な状況になりました

 

もし携帯事業に参入しなければ設備投資に1兆円かける事も無ければ 1兆円近い赤字を出す事もなくて

 

金ピカの会社だったと思います

 

凄い才能をお持ちの方だから この危機も切り抜けられるとは思いますが

 

一つのミスが 命取りになってしまう経営の世界

 

夢や理想を追い求めて経営することは 何にも代えがたい楽しい事なんですが

 

理想と現実を把握しつつ バランスを取りながら舵を切らないといけません

 

倒産はどんなことがあっても回避しなければ

 

社員を含め 色んな人や企業に迷惑がかかるので社長業も大変です