今度はイタリア | F社長の『直感力』

F社長の『直感力』

直感力と強運で数々の難局を乗り越えてきた
フェリックス代表・福永正和の波乱万丈ブログ



あちゃー ユーロ危機が今度はイタリアに飛び火しました



金融市場は 弱肉強食の世界です



一度弱みを見せると ハゲタカ達は襲ってきます



ギリシャに続き 世界金融市場は又もや 大混乱に陥りそうです


昨日 イタリア国債が売られ 利回りが7パーセントを超えました


この低金利時代に先進国の国債が7パーセントを超えると言うのは



異常事態です


ようするに7パーセントの利回りを付けないと


イタリア国債が売れないということです



イタリアはG8(主要8ヶ国首脳会議)にも入っている


先進国です 欧州危機がイタリアに飛び火したと言う事は


ギリシャ ポルトガルの非ではありません






利回りの7%超は、自力での資金調達が難しくなる水準と言われる


それほど市場に不安感が強いのは


イタリア政府が巨額の政府債務を抱えているためだ


10年の債務残高は国内総生産(GDP)の約120%に達し


ユーロ圏ではギリシャの140%台に次ぐ多さだ


残高の総額は1兆8000億ユーロ(約192兆円)を超え


ギリシャ、ポルトガル、アイルランド、スペインの


4カ国の合計(約176兆円)よりも多い


一方で10年単年でみれば財政赤字はGDPの4.6%と


フランスの7.1%より低く


国債利払いなどを除いたプライマリーバランスも黒字


現状ではギリシャほどの深刻さはないものの


不安定な政治状況が財政再建の


実行力に対する市場の疑念につながっている

 

もしイタリアへの危機波及が本格化すれば


金融機関への打撃は大きい


フランスの主要4行が10年末時点で保有する


イタリア国債や政府向け貸し出し債権の残高は


ギリシャ国債の4.1倍の357億ユーロ(約3.8兆円)あった


その後、残高を減らしているとみられるが


万一、イタリアがデフォルト(債務不履行)に陥れば


中核的自己資本の20%以上に相当する損失が出る可能性がある


ドイツの主要12行も


307億ユーロのイタリア国債・貸し出し債権を抱えている




最悪の事態は避けられると思っていますが


イタリアの次はフランスの可能性もあり


負のドミノ倒しが続いていく可能性も否定できません




しかしですね


イタリアの10年国債の債務残高は国内総生産(GDP)の約120%


残高の総額は1兆8000億ユーロ(約192兆円)って



日本の国内総生産(GDP)の約200%


残高の総額は1000兆円の日本の五分の一


日本が横綱ならイタリアは十両みたいなものです




昨日 一昨日と  


イタリア国債が7パーセント乗せ間じかのニュースで


ほとんどの株を売却していたので 被害はありませんが


直感力と言うか 過去の経験値ですね


しかし株も落ち着いて買えないな・・・・・




したらねー