投資の格言に 落ちてくるナイフに手を出すなって
格言があります 値下がり局面で値惚れ買いをすると
落ちてくるナイフをつかむようなもので大変危険で大怪我のもと
落ちてしまって地面に突き刺さったのを確認したあとで
ゆっくりと安全を確認してから
ナイフをつかみましょうって格言ですが
自分は落ちてるナイフに手を出す事を良くやります
何故かと言うと成功した時のリーターンが大きく
仮にタイミングがズレ更に下押しした後でも
業績の裏づけがなされていれば 一瞬怖い思いはするけど
だいたい底値近辺の可能性が高いからです
この頃の自分は 2007年を境にアメリカのバブルがはじけると予想し
2007年に18000円を付けた後に徐々に
手持ち株を売ってキャッシュポジションを増やしていました
アメリカバブルの崩壊に備える事を考えていました
空売りも少々やっていましたが
買いで成功していたので腰を落ち着けた売りが出来ません
なのでじっくりひきつけて買う作戦に切り替えました
予想通り2007年~2008年にかけ数々の米金融破綻が起きます
高い信用力を持ってた住宅専門のローン会社
ファニーメイやフレディーマックと言った
住宅専門が国有化される事態になり
その後もAIGと言った生保大手が破綻します
GMも倒産やむなしと言った感じで最悪の状態でした
そして日経平均株価が18000円から11000円まで下がった頃
本格的に銘柄探しを始めます
そしてリーマンブラザーズが破綻した後
日経平均株価が一万円に接近した時に株を買い始めます
思い出すのも吐き気のするような時でした
8月の末から10月24日までの2ヶ月弱で日経平均株価が
6000円もの大暴落を演じた真っ只中で買いを選択します
そんな中でも慎重に好業績優良株に的を絞りました
2000円前半のホンダや1200円まで下がったコマツといった
国際優良株に的を絞り買い進めます
それでも これ以上下がらないだろうと思った銘柄群が
買値をあっさり割り込み 更に追い討ちをかけます
あまりの下げの早さに更にチャンスとばかりに買い続け
更に手痛い損失をこうむります
絶対にここを我慢すれば乗り切れると思いながらも
手持ち株の損失 建玉の損出が大きくこれ以上の損失と
この先何があるか分らないという恐怖心理から
整理をしますがこの整理も
2日我慢できれば良かったんですけど 2日が我慢できませんでした
このような短期間での大暴落は経験したことが無く
大大大敗北をしてしまいます
2001年のNY同時テロの時はネットバブルで儲けたあぶく銭があり
アバウトな投資をしてしまい 自分が悪いと納得できましたが
この時はタイミングも申し分ないと
自信を持って勝負したのでショックも大きく 寝込みました(笑)
落ちてくるナイフに手を出すな まさしくとは思いましたが
次のチャンスは・・・・やっぱり落ちてくるナイフに手を出んだろーね
バカは死ななきゃ直らない
つづく