陽はまた昇る | F社長の『直感力』

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フェリックス代表・福永正和の波乱万丈ブログ



陽はまた昇る って映画知ってますか?



昨日録画していたのを見たんですが


時代は日本の高度成長の真っ只中の1976年


ソニーのベータマックスとビクターのVHSの


ビデオデッキのシェア争いを描いた映画なんですけど


歴史背景や内容が面白かったです



日本ビクターのVTR事業部は不良品続きで返品が多く


いつ事業の解散が行われてもおかしくない状態で


部長就任はクビを言い渡されたような部署に配属された


高野鎮雄さんが 当時ビデオデッキを


独占販売していたソニーのベータマックスとの競争を描いています


通産省からも他の規格は認めないとの圧力をかけながらも


VHS開発に力を注ぎ 規格統一期限前日に販売を成功させ


世界規格をVHSに統一させた物語です


主人公高野役の西田敏行さんが


日本の規格がソニーのベータマックスで規格が統一されようとしたとき


松下電器に乗り込み松下幸之助さんに直談判して


ギリギリで間に合ったんですがもしこのタイミングで認められなかったら


VHSのビデオデッキはなかったでしょう



この頃の日本は物づくりにかけては最強だったと思います


白物家電やTVやビデオデッキで世界を席巻していました


戦後の高度成長期を命がけで頑張った結果があったと思います


このVHSが出来た時はこの部署全員が寝ずに働き


発売にこぎつけました



今の日本こんな事が出来るでしょうか・・・


多分出来ないでしょう 


寝ずに働いてもらえば労働基準法違反で摘発されるでしょうし


製造から開発の過程でも社命を無視してVHS製作に取り組んでいます


この部署はリストラ部署だったので


今だと強制的に人材をリストラして


VHSを開発するチャンスはなかったでしょう



今 家電では韓国に逆転され


最後の砦の自動車もヨーロッパでは韓国に逆転されています


自動車ももうじき逆転されるでしょう


日本のお家芸がどんどん少なくなっていきます



法人税が高い


人を雇う上で会社負担が大きい(社会保険 労働保険などなど)


必死に企業からお金を取ろうとする民主党政権


そして国の借金が900兆円もあり 財政がメチャクチャ


もう日本が世界に向けて


陽はまた昇ることはないでしょう


そんな日本の中でも自分はやりくりして見せますけどね(笑)



したらねー