遺言書は書いてあり、金庫に格納してあります。 | 武甲山の下

武甲山の下

出身地が地方の盆地であり自然豊か、勤務の関係で愛知・東京・神奈川・埼玉・群馬の職場を経験しました。大学同窓会執行役員として支部総会に出掛けており妻も同伴し支部総会後旅行、3泊4日の旅多いです。昨年名古屋・京都、今年名古屋・広島・山口へ出掛けました。

もう10年以上前になりますが90歳を越えた独居老人と地主として知り合いであった。

 

お子様はおらず夫は既に亡くなっており、年齢も90歳を越えていたので財産について

 

万が一の時どうするのか聞いてみた、そうしたら甥・姪が数人居ると話してくれた。

 

その中で1人が毎週来てくれて、ここ数年買い物等の世話をしてくれるようでした。

 

そこでその方に遺言で財産を渡すよう進言した。

 

翌年、何時ものように地代を頂きに、自宅を訪問したところ通帳を見せてくれた。

 

数千万円の残高であった、もうその中から数百万円世話をしてくれる甥に渡したと言った。

 

そこで、遺言書を書きゴタゴタが起きないように、その甥に全財産を渡せるよう進言した。

 

文章を私が白い紙に薄く書き置いていった、翌年訪問したところボールペンでそれに沿って

 

自筆で遺言書を書かれていた。目の前で不足している日付け・押印等が無かったので加筆させ

 

完成させ封書に入れ封印をした。遺贈する方のところへ私が訪問しその旨伝えておいた。

 

1年後その方は亡くなりました、相続の問題は無くスムーズに済んだとのことでした。

 

私も貸していた土地が更地で戻されたのでホッとしたものでした。