こんにちは
今年も行ってきましたよ!バレエの饗宴
昨年は台風だったな・・・終わった後の余韻も楽しめないまま帰宅したよ
今年の演目はというと、オープニングは東京シティ・バレエ団が演じる演目のひとつ、イリ・ブベニチェク氏振付の「L’heure bleue(ルール・ブルー)」
ブベニチェク氏はハンブルグ・バレエ団やドレスデン国立歌劇場のプリンシパルとして活躍されていた方だそうです
この作品は初めて観たけど、絵画の作品の中から人物が飛び出してきて踊り始めるといった印象を受ける作品でした。
音楽はバッハなどを用いているため、よく聞く旋律が流れ、少しユーモアがある振付が面白かった
バレエの饗宴の最初の作品って、男性ダンサーたちの素晴らしい踊りから始まる印象がある。私個人の感想ですけどね
その後休憩を挟んで、マリインスキーの永久メイちゃんとフィリップ・スチョーピン氏による「眠りの森の美女」
続いてロイヤルの金子扶生さんとワディム・ムンタギロフ氏の「くるみ割り人形」
永久メイちゃんの踊りを観るのは昨年のバレエの饗宴以来。
クールで気品高く、上半身の使い方がとくに美しい
これぞロシアバレエって感じBravoです
続く金子扶生さん、こちらはもうロイヤルそのものって感じ(語彙力ひくっ)
衣装は少しクラシカルな感じなんだけど、踊り方が重厚で華やかで、永久メイちゃんのマリインスキーとは違う気品溢れる踊りで、クリスマスのワクワクする気持ちを思い出しました
金子扶生さんが踊っているのを初めて観ましたが、ポワントの音がほとんどしなくて、甲が美しいこと美しいこと
パートナーのワディム氏もとても高いジャンプを飛ぶのに、着地の音がほとんどしないんですよ
本当に凄かったぁ
この2人のくるみを観られて幸せ
昨年のロイヤルの公演では、東京公演は金子扶生さんが出演されていなかったので、今回やっと観られました
そして休憩を挟んで、中村祥子さんと小尻健太さんの幻灯(改訂版)
中村祥子さん、おいくつになられても(そしてママなのに)見事なプロポーションと美しい筋肉にいつも惚れ惚れさせられます
美しく儚い、けれども強い印象を受ける踊りで、鏡面の床に映り込む姿がこれまた美しく、ため息が出そうな作品でした
この作品を中村祥子さん以外のダンサーさんが踊ったらどんな感じになるんだろうなって、観終わったあとで漠然と思っちゃいました。
中村祥子さんだから踊れる作品かもしれません。
素人意見ですが😅
そして最後は新国立のドン・キホーテの第3幕
米沢唯さんと速水渉悟さんとで踊るドンキは、最後の演目に相応しい見事な踊りでした
唯さんのバランス感覚はいつ観ても素晴らしく、ポワントでどこまで1人で立つの~ってくらい長いし、フェッテは回りながらセンスを上から下へ広げたり閉じたり、は~もうため息ですよ
コールドは新国の若手のダンサーさんで、御馴染みのダンサーの方々は貴婦人や廷臣役で、踊らずにいるのも新鮮でした(笑)
そして、間違いなく観客だったと思う
陽気な音楽と華やかな踊りで幕を降ろし、最後に出演者全員が出てくる時の音楽が眠りの花のワルツ
そうこの曲ですよ!私が4月の発表会で踊る花のワルツ
この曲を聴くと、バレエの饗宴っていつも思っちゃう曲ですよ!
畏れ多いわぁ
この華やかな曲に負けないように、発表会でちゃんと踊れるよう精進してまいります
バレエの饗宴は2/18(日)21:00〜、Eテレ「クラシック音楽館」で放送されます
是非ロシアバレエとロイヤルのヨーロッパバレエの違いを楽しんでくださいまし
最後に、
昨年楽しく観ていたドラマ「セクシー田中さん」
原作者の芦原妃名子さんがお亡くなりになるという悲しいニュースが流れました。
どうか思いやりと優しさに溢れる世の中になりますよう心から願う次第です。
芦原妃名子さんのご冥福をお祈りいたします。
ではまた!