god(神)を逆に綴ればdog(犬)になります。

神と犬には何か特別な関係があるのかと思いましたが、それぞれの語源を調べると、愛犬家としては残念ながら、偶然そうなっただけのようです。

 

「god」の語源は古英語の「god」であり、古ゲルマン語の「gudan」に由来するそうです。

この語は「崇拝される存在」や「力を持つ存在」といった意味で使われていました。

 

「dog」の語源は、古英語の「docga」や古西ゲルマン語の「dukka」に遡り、これらの語は、太古から人と暮らす犬を指す一般的な言葉でした。

 

「GoD And DoG」という、短い楽曲があります。

この曲は、音楽家で子供向けイラストレーターのウェンディ・フランシスコ(米国サンディエゴ デル・マー出身)の作品で、アコースティックギターで静かに奏でる美しい曲です。

 

 

GoD And DoG

神と犬

 

I look up and I see God, I look down and see my dog.

空を見上げると神がいて、足元には私の犬がいます。

 

Simple spelling G O D, same word backwards, D O G.

簡単なスペル のG O D、同じ単語を逆から読むとD O Gです。

 

They would stay with me all day. I'm the one who walks away. 

彼らは一日中私と一緒にいるつもりだったのに、その場から立ち去るのはいつも私です。

 

But both of them just wait for me, and dance at my return with glee.

でも、二人ともただ私を待ってくれていて、私が帰ると大喜びで飛び跳ねます。

 

Both love me no matter what - divine God and canine mutt.

神聖なる神と雑種犬は、何があっても私を愛してくれます。

 

I take it hard each time I fail, but God forgives, dog wags his tail.

失敗するたび私はひどく苦しみますが、神は許してくれ、私の犬は尻尾を振ってくれます。

 

God thought up and made the dog, dog reflects a part of God.

神は犬を思いつき、犬を作りました。犬は神の一部を反映しています。 

 

I've seen love from both sides now, it's everywhere, amen, bow wow.

私は今、神と犬両方からの愛に気づいています。それはどこにでもあります。アーメン、ワン、ワン。

 

I look up and I see God, I look down and see my dog.

空を見上げると神がいて、足元には私の犬がいます。

 

And in my human frailty...I can't match their love for me.

人間的な弱さを持つ私は、、、彼らの愛に釣り合いません。

(日本語訳筆者)

 

この楽曲にはウェンディが描いたアニメーションがついているのですが、神は目に見えるかたちでは登場せず、私に心からの関心を寄せ、惜しみない愛情を示してくれる雑種犬の様子が描かれています。

 

愛犬家にとっての神(god)は、愛犬(dog)ではないかと思います。

 

空を見上げると神がいて

 

足元には私の愛犬がいます

 

犬は神なのか(水面に浮かぶ?ティティ神)

 

ネタばらし

大好きな川に勢いよく入って戻れなくなっただけ