フラワーモチーフジュエリーブランド
セレンディップジュエルの
天生目理香(Nabatame Rika)です。
ちょうど1年前の今頃。
この方にお会いしたくて釧路に行った時のブログです。
このブログは今落ち込んでいて出口が見えない人に読んで頂きたくて書き始めたものですが、出口が見えている人も、落ち込んでいない人も読んで頂きありがとうございます。
釧路へ (40歳どん底Ns.がジュエリーで輝く2260日㉞)
たんちょう釧路空港に降り、釧路駅行きのバスに揺られて1時間弱。
釧路駅前のホテルに到着した。
広大な北海道の東の端にある港町・釧路。駅の周辺は、いくつかのビジネスホテルが立ち並ぶ以外、やや寂れた印象のある場所だった。
少し色あせたレンガ色の釧路駅をホテルの窓から眺めながら、そう思った。
「フェザーアクセサリーショップ Buff」
訪ねたい場所は、そこだった。翌日、その店を経営する大谷さんにお会いする約束をしていた。
「6月にデニムのジャケットなんて暑いかなぁ…」
迷いながら黒のデニムのジャケットをキャリーバッグに詰めて持って行ったが、半袖のワンピースの上にそのジャケットを羽織っても、微妙に寒かった。
6月も終わろうとする時期だった。
「せっかく来たんだから…」。そう思って釧路の街を歩いてみることにした。
道路の幅が広くて見通しが良かったせいか、随分と歩いたような気がした。
やっと見つけた海沿いのお土産屋さんで家族や友達にお土産をいくつか購入し、ホテルに戻った。
こんな遠くまで来てしまったけれど、大谷さんってどんな人だろう…。
不安がなかったわけではないが、この場所に来ることは私にとって必然だった。
インスタのDMで大谷さんに明日の約束を確認する連絡をしてから、ホテルの部屋で一人本を読んで過ごした。
大谷さんのインスタを偶然見つけたのは、この年の3月ごろだった。
毎週、毎日のように有名なモデルや女優さんがBuffのフェザーアクセサリーを身につけて雑誌やテレビに出ている。
それをインスタにアップしていたのを見つけたのだった。
釧路にショップがあるようだったが、どう見ても個人経営。なのに、なぜこんなに雑誌やテレビで取り上げられているんだろう…。
この人に会ってみたい。
会って話が聞きたい。
そう思ったら、まず行動するのがいつもの私。
「すごいなぁ…」
釧路の街に来て、より一層そう感じた。
この街で、一体何が起きているのだろうか…。
その秘密が知りたくて、私は釧路を訪れたのだった。