天生目理香です。Rika Nabatame
このブログでは、夢や人生に向かって輝いている女性の生き方や考え方をご紹介しています。
今回は、栃木県大田原市で、ヨガ、フラワーアレンジメント、プリザーブドフラワー教室の講師をされている、沼尾本望さんにお話を伺いました。
Profile
沼尾 本望・Motomi Numao/福島県生まれ
make a beauty UNIJU 主催 https://ameblo.jp/uniju
2006年、ヨガに出会い、学び始める。2013年、現在師事しているヨガ講師との運命的な出逢いにより、ヨガインストラクターを志し、資格取得。2016年より市民講座のヨガインストラクターとして、ヨガを学ぶ方々の美容と健康のために活動中。プライベートレッスン、出張ヨガなど学ぶ方々のニーズに合わせたレッスも人気となっている。
他に、耳つぼストーンセラピスト、フラワーアレンジメント、プリザーブドフラワー教室の講師としても活躍中。
1年前、父は転移性の癌で他界しました。抗がん剤が思うように効かなかったため、ヨガで身体の内側から温めて癌を治してあげたいと思っていました。
予想以上に癌の転移が早く、父と一緒にヨガをやることはできませんでしたが、
本来、ヨガは、心身を整え、健康を保持し回復させるものです。
一人でも多くの方にヨガを通して健康になって頂きたい-- それが今の私の願いです。
父の病気がきっかけで資格を取得したヨガインストラクター
父の癌の闘病生活は6年半でした。
初めて知った時は、癌=死 ということが真っ先に頭に浮かびました。
でも、実際にはすぐに死ぬわけではなく、臓器を切除してからの闘病生活が大変でした。
半年おきくらいのペースで転移が見つかり、そのたびに手術。
元々は腎臓癌だったのですが、タバコの吸い過ぎにより肺胞が潰れていて酸素が手放せなくなったり、踵の骨への転移で松葉づえや補助具による歩行になったりしたことで、使わない筋肉はどんどん落ちていきました。
筋トレ等もできないので、当然足はいつも冷たい。
会うたびに痩せて小さくなっていく父 ―
最初に癌が見つかったときにはまだ学生だった弟達、父なしには何も出来ない母。
どうにかしなくてはと焦り、癌について色々調べていくうちに、癌細胞は熱に弱いということを知りました。
代謝をあげるには筋力が必要。だけど、癌特有の「痩せ」により筋力も奪われていく。
そんなときに、自分のために通っていたヨガで、経絡を流すことや呼吸法によって、激しい運動や筋トレをしなくても体の中から温めることを知り、父のために真剣に勉強しようと思いました。
それまでは「インストラクターになりたいなぁ」と、漠然と思ってはいたのですが、子供もまだ小さく、ヨガスクールに通うことも難しい、そんな状況でした。
望ましくはないことなのですが、父の病気は私にヨガインストラクターとなり、真剣にヨガを学ぶきっかけを与えてくれたのです。
ヨガを学んだ方々が健康になっていくことが喜び!
父とヨガを一緒にやることは、ほとんど叶わなかったのですが、インストラクターの資格を取得し、2016年から、市民公開講座のヨガ講師を担当しています。ヨガそのものに需要があることも大きいのですが、いつも講座はすぐに定員になってしまい、リピートして下さる生徒さんも多数いらっしゃいます。
そして、ヨガを学んだことで、「体調がよくなった」というたくさんの声を頂いております。
・ゴミ袋が2つ持てるようになりました。(60代女性)
・ベッドから起きるのが楽になりました。(60代女性)
・コルセットをしてきたのですが、外して帰れます。(50代女性)
・生理不順が改善されました。(30代女性)
等々
一番多いのは「痩せました!」です。(笑)
他にも、たくさんのよき変化に関してのお言葉を頂いていますが、
こんなふうに、学んだ皆さんの体調がよくなり、元気になり、健康になっていかれる姿が、一番のやりがいであり、楽しみです。
美と健康は一体です。ヨガのすばらしさを伝え、美しく健康に日々を過ごして頂きたい。
不調を少しでも改善して差し上げたい。
そんな思いで、このお仕事をさせていただいています。
私自身も、常に学び、ヨガに関する知識を深めています。
一人でも多くの方がヨガを通して健康になっていかれますように。 これが私の願いです。
番外編
ワンポイントレッスン
太鼓橋のポーズです。このおポーズは以下の効果が期待できます。
- 背中、腰回りの筋力強化
- 内臓を刺激して消化器官の働きを改善する
- 血流の促進、冷え性の改善
- ウェストの引き締め、ヒップアップ効果
やり方
- 床に仰向けに寝そべり膝を立てる
- 息を吸いながら腰を浮かせていき肩を寄せて尻の下で手を組む
- しばらくその状態をキープしたら息を吐きながらスタートポジションに戻る