セレンディップジュエルの天生目理香です。
Rika Nabatame
こちらは、スリランカ産非加熱のブルーサファイアです。
研磨とカット以外の処理はされていません。
昔からサファイアで最も好まれていたのは、カシミール産のコーンフラワーブルーと言われる豊かで優しいブルーでした。
今では、カシミールからはサファイアがほとんど採れないのですが、このカシミール産に近いものがスリランカで採れます。
それが、こちらです。
非加熱のサファイアは、加熱されたサファイアよりも透明度が高く、透き通っています。
そして、やはり、柔らかな色合いなのですよね。
自然のままで、美しい結晶です。
サファイアはラテン語で「青」を意味します。
紀元前7世紀以降、ギリシャ、エジプト、ローマでジュエリーとして使われ、中世にはヨーロッパの王たちに好まれました。
ブルーの宝石には「誠実」を呼び起こす力があり、サファイアを身につけると、真実を語る人になると言われているのです。